GLAY、亀田誠治、ドレスコーズ志摩、AKB48も…ストーンズ来日にミュージシャンも熱狂
#リアルサウンド
【リアルサウンドより】
ザ・ローリング・ストーンズが2014年2月26日、3月4日、3月6日に東京ドームで8年ぶりの来日公演を行った。最終公演の6日には今回のツアーで最多となる約53000人が来場。会場は最後席までびっちりと観客で埋め尽くされ、訪れた人々は“ロックの伝説”ストーンズに大熱狂した。
そんな最終公演から3日が経ち、伝説を目撃したアーティストからの感想が、Twitterやブログなどに続々と寄せられている。GLAYのTERUは「ストーンズ、凄かったです。継続って、素晴らしい!ただ、継続するじゃなく、軌跡が奇跡を生む瞬間!その瞬間をしっかり見てきました! 」と感動をツイート。そしてJUN SKY WALKER(S)の宮田和弥は「ストーンズを観て長生きしたいと思いお酒の飲み過ぎには気を付けようと思いながらだけど今日は飲みまくる!ローリングストーンズに乾杯!そしてありがとう」とツイートし、自らが強い影響を受けたストーンズに、彼らしい敬意を表した様子だ。そして同じく訪れていた音楽プロデューサーの亀田誠治もそんな宮田に「最高中の最高♪まだ、シビれてるー」とリプライし、興奮を隠さない。また、意外なところでは前田敦子とAKB48の小嶋陽菜も2人揃ってライブを見た模様で、パンフレットとともに笑顔を浮かべる写真がインスタグラムに掲載されている。
また、最終公演と同じ日に誕生日を迎えたドレスコーズの志磨遼平は3公演全てに足を運んだようで、「キース・リチャーズが昔こんなことをインタビューで話していた。“誰が俺たちを『世界最高のロックンロール・バンド』なんて呼んだ? 俺たちはクソみたいな演奏もする。俺たちは、たまに世界最高になるんだ。毎晩最高なんて、心電図で言えば死んでるのも同じさ。アップダウンがあるからやめられないんだ。”ぼくは3日間通って、この言葉の生き証人になったのだ。(中略)ストーンズさえいてくれれば、ぼくらはずっとこんな風に幸せなのに、彼らはもう次の国へと旅立ってしまう。悲しい。留守は立派に守ろうと思う」と、ブログにストーンズへの熱い想いを寄せた。(参考:日本語のドレスコード)他にもたくさんのアーティストからの感想がネット上に並んでいるが、日本のロックアーティスト達にとっても、やはりストーンズは神様のような存在だからなのだろうか。ストーンズを体験した感激を、素直に綴った言葉が目立つ。
そして今回の来日公演を体験したファンからは、いまだ数多くの感想がTwitter上に届け続けられている。今回が、最初で最後のストーンズ体験かもしれないという若年層から、メンバーと同世代のストーンズ・ファンまで、あらゆる世代の人々が会場には集まっていたが、感想も世代によって様々。しかし共通して多く見受けられたのが「ミック・ジャガーのパワフルさ、チャーミングさに感銘を受けた」というもの。御年70歳のミック・ジャガーがステージの端から端まで走り回り、エネルギッシュなステージを展開していたことや、片言ながら日本語を用いたMCでメッセージを伝えてくれたことに感銘を受けたというツイートが多々見受けられる。そして、3公演を通じてセットリストが異なったことや、往年の名曲から新曲まで彩り豊かに聴かせたことで、ストーンズが当然ながら未だ現役、世界が誇るロックバンドであることを再認識したという声も多かった。
近年海外の大物ミュージシャンの来日が続いているが、“最後の大物”という呼び声も少なくなかった今回のストーンズ来日。期待以上のパフォーマンスは、多くのロックファンの心を揺さぶったようだ。最終日にミック・ジャガーが発した「また会おう!」という言葉を受け、次にストーンズに会える日を、今から待ちわびている人も多いだろう。
(文=岡野里衣子)
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