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「TBSが1カ月に500回も電話を……」プロ野球・広島ルーキー大瀬良大地を悩ます、メディアの過熱ぶり

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 昨年、久々にAクラスに入ったプロ野球・広島カープのドラフト1位・大瀬良大地投手が2日、日南キャンプで初のブルペン入り。野村謙二郎監督、松田元オーナーらが見守る中、力のこもった投球を見せ、ファンや関係者を唸らせた。前田健太、野村祐輔に続く“投手王国”を担い、優勝も十分狙えるカープに、ファンや関係者の期待は熱い。


 日南・天福球場。グラウンドでは、野手がノックなどで守備練習を行っていたが、ファンや報道陣の姿が一斉に消えた。彼らが目指したのは、2007年に新設されたブルペン。お目当ては、ドラ1右腕・大瀬良が松田オーナーらの前で投球練習を行う“御前投球”だ。

「プロの審判の方に見てもらい、ストライクゾーンの確認をしました。(アマチュア時代よりも)ボールが半個~1個分、狭くなると聞いていましたが、そんな感じでした」

 会見では、報道陣の前で時折、笑みを浮かべながら話した大瀬良だったが、その裏ではある疑念を抱いているという。それは、ファンや報道陣の“過熱”ぶりだ。

「マエケン、野村らと共に球界を盛り上げる若手投手の一員として期待がかかるところは大きく、初日には在京キー局の女子アナたちが、ホークスや巨人をスルーしてまで大瀬良の投球を熱心に取材しに来たほど。取材依頼も殺到しているため、球団サイドは本人の負担軽減を理由に、キャンプ終盤までは基本、共同会見以外の取材を自粛させています。というのも、ドラフト前からTBSが大瀬良を目玉選手として、執拗に追い駆け回した。本人も近しいアマ野球関係者に『1カ月で500回もTBSのディレクターから電話がかかってきたら、いくら取材とはいえ、さすがに参った。正直、携帯の電源も意図的に切ったし、TBSの取材は今後、受けたくない』と嘆いていたという。このまま、イヤな形でフィーバーが続くと、体は丈夫でも、精神的に潰れてしまう可能性は十分考えられます」(スポーツ紙プロ野球デスク)

 “注目されてナンボ”のプロ野球の世界。試合で敵を抑える前に、大瀬良にはやっかいな難敵を克服する必要がありそうだ。

最終更新:2014/02/06 16:39
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