金子修介監督の最新作はクールジャパンの詰まった近未来アクションムービー『少女は異世界で戦った』
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今夏公開が予定されている金子修介監督の最新作映画『少女は異世界で戦った』の公開ロケが行われた。同作は「忍者」「ソードアクション」「アイドル」というキーワードを武器に、クールジャパンのニーズが高まる海外での公開を視野に制作の進められる近未来アクションムービー。花井瑠美、武田梨奈、清野菜名、加弥乃といった日本の人気女優たちが劇中キュートな戦士「忍者ドールズ」に扮し、パラレルワールドからやってきたという謎の侵入者を相手に、お色気たっぷりのアクションを展開する。
文京区にある湯島聖堂で行われたこの日の撮影では、「忍者ドールズ」の面々がミニスカートの戦闘服をまとい日本刀を手に敵を撃退するシーンが撮影されたが、元新体操選手の花井や、空手のキャリアを持つ武田、アクション作品の経験が豊富な清野、元AKB48というキャリアを持つ加弥乃らが、ハードな殺陣を難なくこなして関係者を驚かせた。
金子監督は本作について「外国に受ける作品を作ろうってところからスタートした。かわいい女の子がありえない戦闘服、ミニスカートでアクションをして、日本刀をぶん回すような話が面白いんじゃないかと思って、『忍者』や『アイドル』といったキーワードを念頭に話の設定を組み立てた。クールジャパンの詰まった作品になると思う。アイドルの持ってる面白さ・かわいさを海外に向けて発信したい」と意気込みを語る。
主演の一人花井はハードな殺陣のシーンを淡々とこなしつつも「初日が一番すごく大変でした。どれくらい動けるかっていうのを全員でやったんですけど、きつくて、体も全然慣れてなかったので、次の日はベッドから起き上がれないくらい筋肉痛になりました」と撮影を振り返り、刀だけでなく、プロレス技も登場するなど全身を使った戦闘シーンについて「動いて受けて、総合格闘家になるのかという感じでしたが、少しずつ慣れてきて、新体操技を入れたり、自分がやってきたことのオリジナルも足して取り組んでます」と工夫を明かした。
もう一人の主演武田は「今回のアクションは、立ち回りの中に大技がいくつも あるんです。クランクインの1カ月前からアクション稽古をがっつりしていたので、アイドールズらしい派手なアクションシーンを魅せれるようにがんばります。それと個人的には、アクション監督の根本さんに無理を言って、危険なスタントシーンをたくさんやらせていただくので、私にしかできないアクションシーンをこの映画に叩き込みたいですね。私は第一回ジャパンアクションアワードで最優秀女優賞を頂いた時に『平成のアクション映画を盛り上げていきます』と誓ったので、今回その新たな一本にしたいと思っています。日本だけではなく、世界へも届けていきたいです!」と熱く語った。
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