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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > “新加勢大周”坂本一生のいま 

マッチョなボディで、便利屋で大成功!? あの“新加勢大周”坂本一生の現在 

_MG_4482.jpg撮影=後藤秀二

 新加勢大周として一世を風靡した、“筋肉タレント”の坂本一生を覚えているだろうか? 鍛え抜かれた筋肉と白い歯が光るさわやかな笑顔がトレードマークだった彼が、便利屋に転身し、ビジネスマンとして大成功を収めているという。そこで、そんな彼の現在を探るべく、取材を試みた。

――相変わらず、いいカラダしてますね!

坂本一生(以下、坂本) デビュー当時からタンクトップだったんで、それが似合うようなカラダをキープしてます。年々、パワーアップしてるんじゃないかな。元祖筋肉タレントとしてのプライドもあるし、いつ仕事が来てもいいようにね。鍛えてなかったら、そこらへんを歩いてる、ただのおっさんと変わらないし。今いろいろと筋肉タレントがいるけれど、やっぱり黒いタンクトップが似合うのは、俺だと思ってます!

――現在は、便利屋のお仕事がメインなんですか?

坂本 少し前は、芸能界がメインで、この仕事は副業的な感じでやっていたんですが、今ではすっかり逆転しましたね。芸能は仕事が来たらやる、という感じです。

――そもそも、どうして便利屋に……?

坂本 芸能界という世界にいて、いい時期もありましたし、チヤホヤもされてきました。その後、仕事が減って働かなければならない状況になり、トラックの運転手やとび職、レストラン店長など、さまざまな仕事をしてきましたが、どれも長続きせず、転々としていたんです。将来について悩んでいた時に、たまたま茨城の友達のところに遊びに行ったんですが、そこで東日本大震災に遭い、帰るに帰れず、着る物も食べる物なく困っていたところ、地元の人にいろいろと助けてもらって。そのお礼として、一週間ほど瓦礫の撤去や家の中の片付けの手伝いをしたりしました。僕は昔から世話好きというか、困っている人を放っておけない性格なので、その体験がきっかけで人の役に立つ仕事をしたいなと思うようになり、たまたま知り合いが便利屋を始めるというので、僕も加わったんです。

――「便利屋!お助け本舗」は、わずか2年半で全国130店舗を構えるほど、急成長しているそうですね。

坂本 ありがたいことに開業当初から依頼をたくさんいただき、世の中にはこんなに困りごとを抱えている人が多くいるんだなあ、と思ったくらいです。

――便利屋って、どんな仕事なんですか?

坂本 日本中に困っている人がたくさんいるじゃないですか? それを“よかった”に変える仕事です。特に高齢者や女性からの依頼が多いのですが、「便利屋=夫や家族の代理」みたいなイメージかな。

――本当に、どんな依頼でも引き受けてくれるんですか?

坂本 法に触れないことなら、なんでもやります。ただ以前、男性から“ホテルの一室で水着撮影をさせてほしい”という依頼があったんですが、さすがにそれは断りました(笑)。芸能人としての僕に仕事を依頼するなら、1時間3150円~じゃ安いでしょ? それなりのギャラを払ってもらわないと(笑)。

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