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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 昼ドラでジャニーズ股間をムンズ

「初回からジャニーズの股間をムンズ!」 昼ドラ『天国の恋』が完全にエロコント!!

tengokunokoi1028.JPG東海テレビ『天国の恋』番組サイトより

 関ジャニ∞およびNEWSの元メンバー・内博貴と、ジャニーズJr.の高田翔が出演する昼ドラ『天国の恋』(フジテレビ系)が28日にスタートした。

 同作は、「たわしコロッケ」が流行語となった『真珠夫人』や、ドロドロ愛憎劇『牡丹と薔薇』、マナカナの三倉茉奈がベッドシーンを演じた『赤い糸の女』など、情念ドラマに定評がある脚本家・中島丈博氏による愛の物語。

 初回では、高田馬場にある古本屋の店番をする41歳の主婦・斎<いつき>(床嶋佳子)が、官能小説数冊を万引きしようとする青年・元春(高田)を発見。捕まえようとした拍子に、元春の股間をムンズとわしづかみにしてしまう。万引き青年には逃げられてしまうが、“女”としての熱い感情が湧き上がる斎。同時に、元春もその日以来、切ない感情に胸が締め付けられていた……。

 初回の山場は、元春が斎に体の関係を迫る喫茶店のシーン。「俺、こないだ万引きした時、奥さんにぎゅっと掴まれたもんで。あれから思い出すと、切ないっす!」「奥さん、俺と寝てくれませんか? 年上の女性が憧れなんです!」「ダメですか? 俺とラブしてくれませんか!?」とたたみかけ、さらに「俺、派遣だけど一応働いてるし、決して怪しい者じゃないんで」と、万引き犯とは思えぬセリフまで飛び出した。

 また、斎がアラフォーが集まる女子会に参加するシーンでは、みんなが「年下の男がいいわ~、ドキドキ感があって~」「なんてったってさあ、刺激的なのよね~」「うちの髭ダルマと同じ年配の男に食指が動くとでも思うの?」と、若い男の話で盛り上がる中、斎は自身の冷え切った夫婦仲を思い出し、「私、限界灘なんだわ……」と、九州の“玄界灘”を文字ったセリフも。

 このような衝撃的なセリフの連発に、視聴者からは「どのお笑い番組よりも笑える」「初回から飛ばしすぎww」「壮大なエロコント」「『安堂ロイド』よりSF」「これにジャニーズが出るとか信じられない」といった声が上がっている。

 一方、放送以外の部分ではこんな苦言も……。

「確かにドラマは楽しめるのですが、東海テレビが公開している紹介動画や、番組公式Twitterの投稿に『悪ふざけしすぎ』『あざとすぎて冷める』という声が出ています。細かい話ですが、多くの昼ドラファンは、独特のセンスで思わず笑ってしまうベタドラマを、制作サイドは“大まじめに作っている”という構図が欲しい。関係者が悪ふざけを前面に出すと、“ツッコんだら負け”という空気が流れ、視聴者は冷めてしまいます」(テレビ誌ライター)

 確かに現在、制作局である東海テレビのYouTube公式チャンネルでは、「これが昼ドラ『天国の恋』の世界だ!」という紹介動画を公開。劇中の場面写真を面白おかしく編集した内容となっている。さらに番組公式Twitter(@hirudoraTokaitv)では、「天国=神様」ということなのか、放送直前に「わしじゃ…昼ドラの神じゃ…そうじゃ…あおりに来たのじゃ…リアタイじゃ…リアタイで見るのじゃ…実況はリアタイが一番なのじゃ…」とPRするなど悪ふざけが目立ち、一部視聴者から「制作サイドはあくまでもまじめに装っていてほしい」「裏笑いを、表笑いにしないでほしい」と要望が出ているようだ。

 まだ始まったばかりの『天国の恋』。熱狂的ファンの多い中島氏が手掛けるドラマだけに、ドラマの外で行われる余計な演出は、不要なのかもしれない。

最終更新:2013/10/30 11:41
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