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4月のシングルを特典商法で100万枚!「AKBよりひどい」EXILE“インチキミリオン”の正体

exile1024.JPG「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~」会場限定ミュージックカード14種(EXILE公式サイトより)

 EXILEの41枚目のシングル「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~」(rhythm zone)の出荷枚数がミリオン(100万枚)を達成したことが、所属するエイベックスから発表された。

 4月にリリースされた同シングルは、これまで出荷枚数99万1,573枚を記録。ミリオンにはわずかに届かなかったが、今月23日にパッケージの仕様などを変えた“スペシャル・エディション”が発売され、帳尻を合わせたような形でようやくミリオン達成となった。

 EXILEはアルバム6枚がミリオンを記録しているが、シングルではこれが初。AKB48を除くと、7年前に大ヒットした秋川雅史「千の風になって」(タクミノート)以来の快挙だという。

 しかし、「EXILE PRIDE」の売り方については、以前から「AKBよりもひどい」という声が相次いでいる。

 EXILE公式サイトのディスコグラフィーには、同楽曲と、インストバージョンの計2トラックが収録された「シングル」(840円)と、そこへビデオクリップ1曲入りのDVDが加わった「シングル+DVD」(1,575円)、そして今回発売となった「スペシャル・エディション」(1,890円)の3形態が掲載されている。これだけ見れば、今月30日にシングル「ハート・エレキ」(キングレコード)を全9形態で発売するAKBと比べても良心的な印象を受けるが、そこにはファン以外は知るよしもないカラクリがある。

「4月のリリースから段階的に、ローソン限定CDやミュージック・カードなどを含め、合計17種を販売。ライブチケット1枚につき強制的に1枚のCDを付けて売り上げ枚数を増加させた上、ライブ会場では会場限定特典を付けて販売。昨年6月に発売されたシングル『ALL NIGHT LONG』(rhythm zone)もライブ会場限定のソロジャケットCD(14種)を含む17種をリリースしましたから、もはや常態化しているといえます」(芸能記者)

 ミュージックカードとは、パソコンやスマホから専用サイトにギフトコードを入力することで、楽曲がダウンロードできるというもの。日本で初めてミュージックカードで音源を発売したのはEXILEであり、現在、多くのエイベックス所属アーティストがこれを採用している。CDよりかさばらないため大量購入がしやすく、多くのファンは音源を買うというより、絵柄の異なるカードを集める目的で購入。カードの売り上げがそのままオリコンランキングのCDの売り上げにカウントされるため、アーティストにとってはお得なのだという。

 また、先月26日の東京ドーム公演では、「EXILE PRIDE」会場購入者を対象に「EXILEメンバーに会える! BACKSTAGE PASSが当たる大抽選会」を開催。さらに、会場限定ミュージックカード全14種を同時購入すると、「非売品ミュージックカードコンプリートファイル」がもらえるため、販売ブースでは1枚500円のカードが面白いように売れたという。

 これに、ネット上では「AKBの握手券・投票券のように、大っぴらにやってないところがズル賢い」「インチキミリオン」と批判の声も。

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