EXILEのHIROがモンスター社長化!? あまりの増長ぶりにエイベックスも困惑との声
#エイベックス #EXILE
人気ダンス&ボーカルユニットで、黒いジャニーズとの異名を取るEXILE。“ライブチケット1枚に付きCDを1枚つけ、売上枚数を増加させる”というAKB商法もビックリの手法を取っているとして、ネットで話題を集めている彼らが2014年、年間を通したイベント『EXILE TRIBE PERFECT YEAR 2014』を開催する。さいたまスーパーアリーナでの10日間連続ライブや、クラブ形式のイベントなどが準備されており、合計で200万人を動員する予定だという。音楽業界関係者によると、現在EXILEは、このチケットを売るために躍起になっているようだ。
「先月25日に発売されたシングル『No Limit』でも、全14種の携帯クリーナーを1枚につき1つ付け、14枚同時購入ならかぶらないようにプレゼントする――というセコい特典商法をやっていますが、初週の売上は7万5,132枚と大して振るわない。やはり、ライブのほうが圧倒的に稼げるんです。もし『EXILE TRIBE PERFECT YEAR 2014』で200万枚のチケットがすべてはけたとすると、関連グッズ収入などを含めると、事務所に入るのは数十億円規模になる。それもあって、イープラスやローソンチケット、チケットぴあなどチケット流通業者への圧力やノルマはものすごいようです」
ただ、チケット流通業者からしても、EXILEは金脈。一般発売を前に、業者間でのチケット争奪戦が過熱し「みんな事務所をヨイショするのに必死です」と関係者は話した。
こうしたEXILEの“金儲け主義”は、プロデューサー・HIROが上戸彩と結婚してから、さらに加速したとの見方もある。
「HIROは今年末をもってパフォーマーを引退することを決め、上戸彩には妊娠のウワサまで出てきています。私生活も含めて状況がガラッと変わったことで、今まで以上に社長業に熱を上げているようです。責任感が強くなったと言えば聞こえはいいのですが、事務所の中では専制君主として振る舞っている。かつてはエイベックスの松浦勝人社長のイチの子分として、“社長とは名ばかり”とも評されたHIROさんですが、今はなんでもかんでも自分で決めようとして、社内は右往左往しています。松浦社長も『最近のHIROは言うことを聞かなくなった』と漏らしているそうです」(同)
もはやエイベックスさえもコントロールできない、モンスターと化しているEXILEとHIRO社長。最近ではE-girlsやGENERATIONS from EXILE TRIBEなど派生ユニットを押し出そうという動きも見られるが、どれも大成功しているとは言い難い。本体のEXILEでファンの出費をこれでもかと促しつつ、大規模ツアーで“まとめ売り”する作戦は、はたしてうまくいくのか。
(文=木野雪)
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