トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 韓国ボッタクリツアーの実態

日本から旅行者激減中の韓国で横行する“K-POPボッタクリツアー”の実態

kp0919.jpg『東方神起 LIVE TOUR 2013 ~TIME~』(avex trax)

 東方神起やKARAなどK-POPスターが多数出演する「2013 韓流ドリームコンサート」が、10月6日に韓国・慶州市で開催される。韓国芸能制作者協会と慶州市が共同主催するもので、今年で4年目を迎える。


 同コンサートには、前述の東方神起やKARAをはじめ2AM、T-ARA、4Minute、A-JAXといった日本でもおなじみのK-POPグループが勢揃いする。だが、韓国では有料コンサートの概念があまりない上、首都ソウルから遠く離れた地方都市の慶州で開催されるコンサートに観客が集まるのだろうか?

「もちろん、集客の狙いは韓国人ではなく日本人ですよ。毎年、ツアーを組んで日本の韓流ファンが多く訪れています。今年も、数多くの日本人が集まるのでしょう」(芸能ライター)

 ちなみに同コンサートの観覧ツアーの料金は、韓国系の旅行会社によると2泊3日で6万4,000~7万円。また、ある韓流エンタメ系サイトでは、VIP席のコンサートチケットが2泊分のホテル代とセットで3万~3万8,000円で販売されている。きょうびの韓国への格安ツアーが2泊3日で2万円を切るような激安価格であることを考えると、かなり高いような気もしないでもないが、そこはチケット代も含まれているから、ということだろうか。

「いやいや、もうボッタクリもいいところですよ! チケット代なんて5,000ウォン(約460円)にすぎない。チケット代として、一体いくら乗っけているんだっていう話ですよ。“VIP席”などと称していますが、全席共通の料金ですからね。イカサマもいいところ。コンサートチケットを自分で手配して格安ツアーを利用すれば、半額で済んじゃいますよ」(同)

 昨今の日韓関係の冷え込みにより、日本から韓国への旅行者は激減中。K-POPブームの凋落も指摘されているが、一部熱狂的ファンを対象にした“ボッタクリ商法”は、まだまだ横行し続けるようだ。

最終更新:2013/09/19 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画