大量逮捕の理由は「警察の人事査定の点数稼ぎ」?未成年もどんどん逮捕される韓国の二次元規制
2013/09/19 14:00
【オタクに”なるほど”面白い! オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
アチョン法の問題について語る朴景信氏。
韓国で2000人あまりもが逮捕される異常事態となっている二次元規制法「児童・青少年の性保護に関する法律(アチョン法)」。アチョン法の問題については、当サイトでも既報の通りである。
9月6日、この法律の問題点を追求し、エロいマンガを持っているだけで逮捕された被害者を救援するNGO・オープンネットの理事で高麗大学教授の朴景信氏が来日した。朴氏は、ハーバード卒の秀才にして、韓国ではワイセツ物規制への疑問を訴え自身のブログに「なぜこれが規制されなくてはならない」と問題提起のために画像を掲載したところ、「ワイセツ罪」で逮捕された人物としても知られている。そんな朴氏は、現在の異常事態を報告すると共に、法改正を訴えた。
講演の冒頭で朴氏は、アチョン法の量刑があまりにも重すぎることを指摘。韓国では、強姦罪は3年以上の懲役となっている。対して、アチョン法では「児童ポルノ」を制作・輸入・輸出した場合には無期懲役または5年以上の懲役に加えて、20年の身上登録と10年間の就業制限が課せられる。アチョン法では未成年者の強姦についても規定しているが、こちらは無期懲役または5年以上とされている。つまり、あいまいな「児童ポルノ」規定で、未成年を強姦したのと同等の処罰が科せられるという異常な刑の重さになっているのだ。
最終更新:2013/10/15 09:19
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