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「第2の原子力ムラ」と化した製薬業界の闇と、寄生する“マスゴミ”の醜態

rwfegreaq.jpg「週刊ポスト」(小学館)

今週の注目記事1
「問題の薬品メーカーとベッタリだった日経の『言い訳』」(「週刊現代」8月31日号)
「東大教授が爆弾告発!『白い巨塔は第二の原子力ムラと化した』」(「週刊ポスト」8月30日号)
同2
「中国人社員に機密文書を盗まれた日本の有名企業30社」(「週刊現代」8月31日号)
同3
「中国・韓国は日本を千年恨み続ける」(「週刊ポスト」8月30日号)
同4
「amazonが日本の大新聞を買収する日」(「週刊ポスト」8月30日号)
同5
「ニッポン郷土大紛争『あの町だけは許せねェ!』」(「週刊ポスト」8月30日号)
同6
「死ぬことは怖くない 死後の世界は必ずあるから」(「週刊現代」8月31日号)

 土曜日(8月17日)に発売された現代とポスト。現代は特大号ではないが特別定価で420円。ポストは400円。私が買った中野駅の「NEWDAYS」では現代がポストの倍積まれてあったが、20円の差は響かないのだろうか。

 現代のW袋とじ。一方は「中島知子 衝撃のフルヌード」。これはフライデーの二番煎じ。

 もう一つの「新企画 動くフルヌード 壇蜜の美乳を揉みまくる」は何が動くのかと思って開けたら、何のことはない。壇蜜主演の映画『甘い鞭』のURLがあって、そこへ飛べば週刊現代独占の動画が見られますという仕掛け。

 だが、ポストの「武井咲 美しすぎる20歳」もどうということはない。

 前半後半合わせて16ページのポストの大特集は「丸ごとエロ実話 投稿雑誌『性生活報告』の世界」。この雑誌、購読者は70歳以上という性生活報告雑誌で、発売元はサン出版。現在も部数1万部以上を誇る熟年投稿雑誌だという。

 たしかに熟練の作家にはない生々しさはあるが、この猛暑の中では読む気が起こらない。

 読む気が起こらないということでいえば、残念だが週刊朝日は丸ごと読む気が起こらない。この雑誌は読者のほうを向いて作っていないのではないか。そう思えてならないほど、今号は読むところがなかった。

 さて、今週の注目記事の最初は“時期もの”で死後の世界を扱った特集からいこう。

 人間死んだらどうなるのかは人類最大の疑問である。死後の世界は必ずあるというのは京都大学こころの未来研究センター教授のカール・ベッカー氏。

「文化に関係なく、あの世のイメージで最も多いものは、『花園』『庭園』『広い草原』、そして『トンネル』です。ただ、あの世とこの世の境が日本では三途の川ですが、砂漠地帯のアラビアなどでは臨死体験者の多くが『燃える砂漠』があったと証言しています。また、海に囲まれたポリネシアでは『荒れた海』が、切り立った崖が多いスコットランドでは『断崖絶壁』が、あの世との境界になっている。こうした現象を、バリア体験と呼んでいます」

 ベッカー氏は51年、米国シカゴに生まれ、ハワイ大学で宗教哲学の博士号を取得後、大阪大学、筑波大学の教員などを歴任。92年に出版した『死の体験──臨死現象の探求』(法蔵館)は、作家の遠藤周作氏から「臨死体験について書かれた最高の一冊」と絶賛された。

 こんな奇跡があったと現代が紹介している。

「当時15歳の少年・A君の事例だ。A君はある日、学校帰りにバスを降りたところで自動車にはねられ、頭蓋骨から脳の一部が飛び出すほどの重傷を負い、49日間も生死の境をさまよった。
 だが50日目、奇跡が起きた。意識が戻ったのだ」

 ベッカー氏が駆けつけ、A君から話を聞いた。

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