「パンクバンドが元ネタ!?」『あまちゃん』劇中子ども番組「見つけてこわそう」のウワサ
#テレビ #ドラマ #あまちゃん
2日放送分が番組最高視聴率22.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、ますます好調な『あまちゃん』(NHK)。アイドルを目指し上京したものの失敗続きだったアキ(能年玲奈)が、ついに芸能界でブレイク。9月のラストへ向け、ストーリーはいよいよ佳境に差し掛かかりそうだ。
そんな同作の8日放送分に登場した劇中劇「見つけてこわそう」について、あるウワサが話題となっている。
劇中でアキが初レギュラーを務める『見つけてこわそう』は、本人役で登場するさかなクンと2人で、“身近なものを見つけては壊すことで、逆説的に物の大切さを教える”という斬新なコンセプトの子ども番組。
ネット上では、この番組名が“ゴッドファーザー・オブ・パンク”と称されるアメリカのバンド「イギー・ポップ&ザ・ストゥージズ」の名曲「Search and Destroy」に由来しているという説が浮上。パンク好きの脚本家・宮藤官九郎が、アーティストへのオマージュとして入れた可能性があるなどと、憶測が飛び交っている。
また、ヘヴィメタルバンド・メタリカの楽曲「Seek and Destroy」のオマージュであるという説や、米軍がベトナム戦争でとった戦術から由来しているという説なども出ているようだ。
「『あまちゃん』は、随所にあらゆる作品へのオマージュや、パロディが散りばめられていることで有名。放送を何度も繰り返し見ては、セリフの一つひとつから、セットの小物に至るまで細かくチェックし、クドカンが仕掛けた小ネタや、裏設定を探す視聴者もいるようです。小ネタは、見つけるとみんなに言いたくなりますから、二次発生的に話題になるための、クドカンの狙いかもしれません」(テレビ誌ライター)
これまでも、劇中に登場するアイドルグループ・GMT47が「AKB48のパロディ」と指摘する声や、春子が影武者として歌っていた「潮騒のメモリー」の歌詞が、80年代アイドルの楽曲へのオマージュなどと話題に。
また、宮藤自身が過去に手がけたドラマを彷彿とさせるシーンも多く、「北三陸編」に登場した11人で朝食を食べるシーンについて、ドラマ『11人もいる!』(テレビ朝日系)のパロディだという声や、正宗(尾美としのり)がタクシー運転手である設定は、03年に小泉今日子と尾美としのりがタクシー運転手を演じた『マンハッタンラブストーリー』(TBS系)のオマージュだとする見方などが出ている。
“いい意味でNHKらしさを払拭している”と話題の『あまちゃん』の小ネタは、今後も期待できそうだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事