任侠映画にカープファンも熱狂!? 元プロ野球選手9人が強面やくざの世界を熱演『ダイヤモンド』
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元プロ野球選手が極道を熱演して話題の任侠映画『ダイヤモンド』の初日舞台挨拶が3日、ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた。今作に出演した高橋慶彦、角盈男、愛甲猛、鈴木健、パンチ佐藤、元木大介、田中一徳、そして本間利幸監督が登壇。舞台挨拶を行った。
映画『ダイヤモンド』は、地域からも頼りにされる下町の任侠組織「北野組」の若頭・西田(高橋慶彦)を主人公に、町の再開発計画に飲みこまれて、シャッター商店街と化した商店の会長が謎の死を遂げ、事故と処理する警察の判断に疑問を持った北野組が、単独捜査の上に関西からの新興組織・藤波組の影を掴んで抗争に発展する様を描く極道映画。
往年の野球ファンにはたまらない名選手が大挙出演とあって、この日の客席は野球帽やユニフォーム姿の人々で埋め尽くされた。高橋慶彦主演ということもあり、角や元木といった元ジャイアンツのOBたちが「渋谷なのに我々がビジターみたい。巨人のユニフォームが少ないのにショックを受けております」とため息をこぼすほど、カープファンの姿は特に目立っていた。
舞台挨拶は、球界の“ひょうきん男”パンチ佐藤の「本日は、私のために12万4,000人のお客さんが集まりありがとうございます」という、現役時代さながらの名スピーチではじまり、司会を務めた“野球お笑いコンビ”360°モンキーズの「細かすぎてわからない外国人選手のモノマネ」などで盛り上がった。
主演の高橋は映画初出演にして初主演となったが、「何も聞かされてなくて、撮影の途中、いきなり主演をやってくれと言われて焦った」と撮影を振り返り、「ただ、勘違いしちゃいけないのは、やったのが野球選手なので、作品に関してはどうか温かい目で見てくださいということです。映画自体はとてもいい作品。でも、僕がいないともっといい作品になったと思います」とコメント。
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