フジテレビ連ドラ「視聴率全滅!!」『救命病棟24時』も江口洋介不在で『DOCTORS 2』へ乗り換え絶えず
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連続ドラマ『救命病棟24時』第5シリーズ(フジテレビ系)の第3話が23日に放送され、平均視聴率14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。初回から徐々に数字を落としていることが分かった。
第4シリーズまでは、江口洋介演じる天才外科医・進藤一生と、松嶋菜々子演じる小島楓という2人の救命のスペシャリストが主人公だったが、第5シリーズで江口が降板。代わりに時任三郎がメインキャストへ追加されたが、初回放送後、視聴者からは「江口さんがいなくなって、つまらなくなった」「主役不在で、もはや別のドラマ」「進藤先生のいない救命病棟なんて、見る気にならない」といった不満であふれた。
第3話では、後期研修医の広瀬斎(風間俊介)と奈良さやか(芦名星)の指導医が、それぞれ夏目衛(時任)と楓に変更となったことで新展開が。楓が仕事を任せてくれないことに不満をつのらせるさやかが、認知症患者の症状を楓よりも早く察知したことで慢心。しかし、おごりが原因で、担当患者の大動脈解離のサインを見逃してしまう。
この放送後、視聴者からは相変わらず進藤先生不在への不満が噴出。また、「医療ドラマによくあるパターンの話ばかり」「展開が読めるから面白味がない」という声が多かった。
さらに、新シリーズへの不満を募らせ、沢村一樹主演の医療ドラマ『DOCTORS 2~最強の名医~』(テレビ朝日系)に乗り換える視聴者が増えており、『DOCTORS 2』の感想をネットで見ると「『救命病棟』での落胆ぶりを払拭してくれた」「『DOCTORS 2』には、進藤先生のようなヒーロードクターがいる」「求めてた医療ドラマはこっちだった」という感想が目立つ。
「『DOCTORS 2』の脚本家は、『救命病棟』の第1~3シリーズを手掛けた人気脚本家ですから、視聴者が乗り換えるのも納得です。フジは、月9の恋愛ドラマ『SUMMER NUDE』に『ベタすぎる』という声が上がっていますが、『救命病棟24時』にも同様の感想が多い。今クールのフジは、『ショムニ2013』などシリーズ続編の多さもあってか、守りに入りすぎたために視聴者に飽きられている印象です」(テレビ誌ライター)
視聴率低迷にあえぐフジにとって“最後のとりで”といわれていた同作も、ついに連ドラの大台15%を割ってしまい、全滅。こうなったら、江口の登場だけが頼みの綱か!?
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