「進藤先生不在の『救命病棟24時』なんて!」江口洋介突然の降板に、視聴者の不満が爆発
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連続ドラマ『救命病棟24時』(フジテレビ系)の第5シリーズが9日にスタートし、初回視聴率17.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。これまで全シリーズともに20%超えをキープしていただけに寂しい印象はあるものの、今期の連ドラの中では、19.4%をマークした『半沢直樹』(TBS系)に続く好調ぶりだ。
第4シリーズまでは、江口洋介演じる天才外科医・進藤一生と、松嶋菜々子演じる小島楓という2人の救命のスペシャリストを主人公に、救命医療の現場をリアルに描いてきた。しかし、第5シリーズで江口が降板、代わりに脳外科医役の時任三郎がメインキャストへ追加された。
初回では、楓(松嶋)が医局長に着任した救命救急センターが、臓器提供のスペシャリストである夏目衛(時任)を招聘。都内で大勢が刺される事件と爆発事故が同時に発生し、患者が次々と運ばれるも、医師同士の意思疎通がうまくいかず、連携が取れない状況が描かれた。
時任の登場と、状況説明に終始した印象の初回だが、放送後には早くも「江口さんがいなくなって、つまらなくなった」「主役不在で方向性がブレてしまった」「進藤先生のいない救命病棟なんて、見る気にならない」といった意見がネットにあふれた。
また、第3、第4シリーズでは、国際人道支援医師団医師の進藤がアフリカから帰国するシーンから始まったため、「進藤先生は、またフラッとアフリカから戻ってくる」と諦めきれない視聴者もいるようだ。
「江口さんは、一度出演を引き受けたにもかかわらず、撮影直前に降板を申し入れ、フジ内は大混乱。その頃から、局内では『江口不在で高視聴率が取れるのか?』という不穏な空気が漂っていたそうです。
そもそも4年ぶりのシリーズ復活は、同社の常務取締役で、フジ・メディア・ホールディングス取締役に就任した大多亮氏が、メガヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で本格復帰した松嶋さんを口説くために計画されたものだといわれています。大多氏は、常務昇進後に手がけた『TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~』『アイアンシェフ』が惨敗し苦しい立場にあるため、なんとしても成功させたいでしょうね」(業界関係者)
松嶋は今後、江口不在のままどこまで盛り上げることができるのだろうか?
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