能年・橋本ユニットCDデビューも? 『あまちゃん』利権貪るNHK“天下り”構造
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視聴率好調のNHK朝ドラ『あまちゃん』で橋本愛と能年玲奈が町おこしのために組んだユニット「潮騒のメモリーズ」に、「ドラマ内だけで終わるのはもったいない」と、期間限定の本格歌手デビューの動きがある。
ある芸能記者によると、なんとこれは「NHK系列の企画会社によるもので、NHKから天下りした職員が仕掛けている」という。
ドラマ『あまちゃん』に出てくる映画『潮騒のメモリー』の同名主題歌は、脚本を担当する宮藤官九郎が5分で歌詞を書いたといわれる。80年代歌謡曲風のメロディが印象に残る曲だが「ドラマ内で歌ったのは小泉今日子と、橋本と能年のユニットですが、企画会社の“仕掛け人”は『映画の主演・薬師丸ひろ子も入れて、豪華な4人組にしたい』なんて鼻息荒い」(同)
この企画会社の試算では、すでにCDリリースした場合に20万枚以上のヒットになるという具体的な数字も出ているという。
「岩手の震災からの復興にも焦点が当たる『あまちゃん』とあって、岩手観光協会とコラボするプランもあるそうです。この関係者はもともと、NHKで幅広い番組に関わっていた人物で顔も広い。NHK内のほかでも同様の企画案が持ち上がったこともあって、自分がその利権を総取りしようと動いているんです。当然、自身の懐も潤う算段があるはず」(同)
実際、『あまちゃん』関連グッズや、それに伴う海産物フェアの企画が現在、大量にNHKに持ち込まれているという話はある。
「先日、関連会社のNHKエンタープライズは1月の『NHKスペシャル』で放送したダイオウイカのブームに乗って、DVDや関連グッズの販売に乗り出しています。問題なのは、それが関連会社の利益になっていること。本来は受信料で成り立っているわけですから、その利益も受信料に還元すべきなのに、NHKは著作権管理ですら関連会社に任せていて、そこには元NHKの職員や元官僚がズラリ。当然、かなりの待遇で大きな利権となっているんです」(同)
NHKは現在、受信料の未払いを激しく取り立てる作業に取り組んでいるが、集めた金の利益を不当に還流させているのは腑に落ちない人も多いはず。同時に30社以上もある子会社の利権も見直すべきではないか。
(文=鈴木雅久)
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