“クドカン”宮藤官九郎「公開前の作品にクレームも」 ドラマ『あまちゃん』絶好調でも映画では……
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クドカンこと脚本家の宮藤官九郎が手がけた、NHK朝の連続ドラマ『あまちゃん』の勢いが止まらない。劇中で主人公の能年玲奈演じるヒロインらが使う方言「じぇじぇじぇ!」が流行語になり、ロケ地には観光客が殺到。今月10日放送分で最高視聴率の22.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークした。
「能年の母親役の小泉今日子は劇中で挿入歌を歌い、すでに今年の紅白出場当確といわれている。24日からドラマの後半である『東京編』が放送されるが、ヒロインが東京でご当地アイドルグループ・GMT(地元)47の一員として奮闘するというストーリーで、さらに視聴率が伸びそう」(テレビ誌記者)
NHKといえば、ドラマ部門では朝ドラと大河が二大看板だが、大河は昨年の『平清盛』に続き、今年の『八重の桜』も視聴率が低迷している。それだけに、朝ドラを大ヒットさせたクドカンはNHKにとって“救世主”のような存在となったが、一方で4年ぶり3作目の映画監督作品となる『中学生円山』が5月18日に公開されるも、コケてしまったというのだ。
「作品は下ネタに韓流ブームや認知症といった社会的事象を織り交ぜ、風刺を利かせたクドカン流のユーモアが盛りだくさん。監督本人や主演の草なぎ剛、共演者がメディアに登場し、バンバン宣伝も打ったが、どうも、“クドカンワールド”が暴走気味で映画ファンを取り込めず、公開初週の興行収入ランキングは約6,700万円で9位に低迷。公開館数が中規模だったとはいえ、最終的な興収は3億円台にとどまりそう」(映画ライター)
さらに、クドカンが脚本を手がけ、クドカン作品には欠かせない阿部サダヲ主演の『謝罪の王様』(9月28日公開)が公開を控えるが、こちらは早くもケチがついてしまった。
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