「ビッグダディの影響がこんなところにも!?」シングル子育てドラマ乱立のワケ
#テレビ #ドラマ #織田裕二 #ビッグダディ
女優の満島ひかりが7月スタートの連続ドラマ『Woman(仮題)』(日本テレビ系)で、2人の子どもを抱えるシングルマザーを演じることが発表された。子ども役には、『八重の桜』(NHK)で八重の幼少期を演じ注目を浴びた鈴木梨央が決定。シングルマザーが抱える悩みを真面目に描く社会派作品になりそうだ。
ここで思い出すのが、同じく7月期に広末涼子がシングルマザーを演じる『スターマン~この星の恋~(仮題)』(フジテレビ系)。広末演じる男勝りな“肝っ玉シングルマザー”が、3人の息子を育てながら年下のイケメン男性(福士蒼汰)と恋に落ちるラブロマンスだという。
さらに、織田裕二主演『Oh,My Dad!!』(同)もシングル子育てもの。妻に逃げられ、職も金も失った男(織田)が、1人息子とホームレス生活から這い上がろうと奮闘するヒューマンコメディー。ちなみに、キャストは織田と子役のみが発表されているが、ロケ現場を目撃した一般人のブログには、長谷川京子や、鈴木杏樹などの名前が上がっているという。
なぜこの夏、シングルの主人公による子育てものが重なっているのだろうか? テレビ誌ライターはこう分析する。
「シングル家庭が増えているという世相もあると思いますが、やはりビッグダディブームの影響は大きいでしょうね。『痛快!ビッグダディ』(テレビ朝日系)は、子育てにおける親の悩みや、夫婦間の思いなどを臨場感たっぷりに放送し、20%にも迫る高視聴率を獲得。これを受けてテレビ局が、子育てに奮闘する主人公という設定を選んだのではないでしょうか?」
確かに、5月に発売されたビッグダディこと林下清志氏の著書は10万部に迫る勢い。元嫁・美奈子氏の告白本にいたっては20万部突破と、今「ビッグダディ」というコンテンツが日本に与える影響力は計り知れない。
これまで「メディアに利用されている」といわれることもあったビッグダディ一家。だが、今回のドラマ編成へ与えた影響を思うと、もしかしたら知らぬ間に逆転してしまったのかもしれない。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事