「松下奈緒のファンでも見たくない」『鴨、京都へ行く。』が早くも視聴率1ケタ台に突入!
#テレビ #ドラマ #松下奈緒
『ゲゲゲの女房』(NHK)以後、“国民的人気女優”“高視聴率女優”などと呼ばれて久しい松下奈緒が主演を務める『鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-』(フジテレビ系)が、夜9時枠にもかかわらず早くも1ケタ台に突入した。
同作は、財務省キャリア官僚のエリート女性(松下)が、名旅館の女将である母親の死により、新米女将に転身し奮闘するコメディ・ドラマ。初回は平均視聴率11.1%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタートし、4月16日放送の第2話で9.3%まで下がってしまった。
松下にとって、連ドラ主演は『早海さんと呼ばれる日』(フジテレビ系)以来、約1年ぶり。松下はもちろん、金融マン役の椎名桔平、財務大臣役の松平健、女将役の若村麻由美など、ベテラン俳優陣が、さすがとしか言いようのない演技力を見せているのだが、なぜこのような結果になってしまったのだろうか?
ドラマウォッチャーらの評判を見てみると、圧倒的なのが「脚本がひどい」という声。「あれだけ素晴らしい役者さんが揃っているのにもったいない!」「キャラクター設定がスカスカ」「オール京都ロケでスタッフのテンション上がってるのは分かるけど、脚本がこれじゃあ……」「先が読める」などの意見が上がっており、一方、キャストに対する批判はほとんど見られなかった。
特に第2話は、主人公の悪い人間性ばかりが目立つ内容だったため、「松下奈緒さんのイメージダウンにしかならない」といった同情的な意見のほか、「『ゲゲゲ~』以来、松下奈緒さんの大ファンだからこそ、このドラマは見たくない」と早々と離れる決意をしたファンもいた。
やたらと“オール京都ロケ”をアピールしている同作。そんなことより、さらなる視聴者離れを食い止めるためにも、一刻も早い脚本の見直しが求められているといえるだろう。
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