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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > メンエグ読モと竿姉妹がご対面!
珍バカライター・北村ヂンの「メンズファッション誌・激ヤバ企画ランキング」

読モと竿姉妹がご対~面! 童貞の夢を打ち砕く、「men’s egg」セキララ性生活

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 新年度のスタート! 今まではクソムシのように扱われていたキミも、イメージチェンジして一発逆転を狙えるチャンスですよ。ボクと一緒にメンズファッション誌を読んで、新学期・進学デビューをしましょう!

 ……まあ、今回もファッション的な記事にはほとんど触れてませんが。

【3月のメンズファッション誌・激ヤバ企画ランキング】

1位「神マンアーカイブス・竿姉妹ご対面SP」(men’s egg 」5月号)
2位「SとMで悦ばせ方はこんなに違う!! ENJOY HOW TO SEX」(「キラリ!」4月号)
3位ストリート・スナップのキャッチフレーズ対決(「MEN’S KNUCKLE」5月号)(「Men’s SPIDER」5月号)

■ストスナ・キャッチフレーズに新星登場!?

 「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」などに代表されるカッコよすぎるキャッチフレーズでおなじみの「MEN’S KNUCKLE」のストリート・スナップ。本連載でもちょいちょい紹介していますが、最近ちょっとパワー不足かな……と思っていたところ、メンナクを超えるキレキレなキャッチフレーズ満載の雑誌が現れたのです。

 その雑誌とは『ゴルゴ13』でおなじみの出版社・リイド社から発行されている「Men’s SPIDER」。メンナクがお兄系のファッション誌なのに対し、メンスパはVホス系。要するに、ビジュアル系バンドマンやホストのようなファッションを多数掲載しているファッション誌なのですが、実はこのメンスパ、元々メンナクのプロデューサーでもあった鮎川優氏が新たに立ち上げた雑誌なんですよね。ある意味、同じDNAを持つ兄弟誌ともいえるんじゃないでしょうか。

 そんな両誌のストリート・スナップに添えられたキャッチフレーズを比較してみましょう。

 まずは「MEN’S KNUCKLE」から。

「お前ら覚えておけ、オレがムックンだと!」(ムックン……誰だよ!?)
「誰がなんと言おうと高校の体育教師に俺はなる!」(うん、なったほうがいいよ、手堅そうだし。ファッションなんかにうつつを抜かしてないで勉強すべし!)
「資金を貯めて必ず豪華な結婚式をしてみせるぜ…!」(真面目?)
「福島から片道5時間、渋谷に「粋」を届ける男」(片道5時間ってことは高速バスですね。ストリート・スナップのために通ってるのかな? 大変……)

 なんちゅうか……全盛期のイケイケだったノリから、比べるとちょっと野暮ったくなってる感じがします。「体育教師」とか「豪華な結婚式」「片道5時間」と、どーにもこーにも田舎ヤンキーのニオイが漏れ出しちゃってるんですよね。

 続いて「Men’s SPIDER」。

「日本の経済はオレノミクスでまわっている」(意味はまったく分からないが、とにかくいい響き!)
「聞こえないか、ガイアの激しい鼓動が!!」(ちょっとメンナクのパクリっぽいですが)
「ついにオレはファッションサイボーグと化す」(ファッションモンスターならぬファッションサイボーグ!)
「常にライバルはジョニーデップと決めている」(地獄のミサワ的……)
「いつか出会う君主のために己を鍛え続ける」(彼の職業は「土木」とのこと。親方がアナタの君主なのでは?)

 やはりメンスパの方がフレーズにキレがある! 今、ノリに乗っている感じがしますね。

 さらに特徴的なのが、メンスパのストリート・スナップには時々ホントーの子どもが混ざっているということ(もちろんホストっぽい格好をしている)。そんな子どもたちにつけられたキャッチフレーズがこちら。

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「10年後、オレはメンスパの頂点に立つぜ」(職業「保育園児」)
「キッズだって胸元のオシャレは欠かさないぜ」(職業「赤ちゃん」! キッズというか、ベイビーだよ)
「特技は三輪車。私と恋のツーリング行こっ!」(職業「魔の2歳児」)

 たぶん、Vホス系なヤンパパ、ヤンママがムリヤリそういう格好させて連れてきてるだけなんでしょうけど、親子二代で参加してしまう辺りからもメンスパのイキオイを感じます。

 これは元祖・すごいキャッチフレーズのメンナクも負けていられないでしょう。両誌のキャッチフレーズ対決。今後も注目していきますよ!

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