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「中国語の勉強してなかった」元AKB48前田敦子『一九〇五』頓挫も、関係者から“よかった”の声

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「むしろ中止になってくれてよかった」──関係者からはそんな声が聞かれる。

 映画製作会社のプレノン・アッシュが2月中旬、東京地裁より負債約6億円の破産手続き決定を受け、すでに製作が発表されていた日中合作映画『一九〇五』が頓挫した。


 主演はトニー・レオン、松田翔太と元AKB48の前田敦子というキャスティングで、全編の9割が中国語という内容から出演者の中国語習得が課題となっていたが、宣伝などを請け負った営業関係者によると、ヒロイン役の前田の中国語習得がまったく進まず「このままでは、脚本を変更しなければという状況だった」という。

「過去にドラマ用に中国語を学んでいる松田さんは、そもそもそのスキルがあるから起用されたんです。前田さんの役は、実のところ中国映画に出演経験のある別の女優が第一候補だったんですが、業界有力者のプッシュもあって“中国語をしっかり練習する”という条件のもと前田さんに決まりました。ただ、製作側から前田さんに要求されていた中国語の練習の途中報告はまったく出されず、10月ごろには逆に“多忙で勉強する時間がない”と中国語の部分を減らす要望がある始末でした」(同)

 たしかに昨年秋ごろといえば、前田はAKB48卒業直後で、現在より露出が多かった時期ではある。

「結局、資金繰りに詰まって撮影も早々に延期と伝えられたんですが、予定通り進んでいたら撮影開始は11月。中国語を習得できていない前田さんの出演部分は、別の意味で大変なことになったと思いますよ」(同)

 一部では頓挫の発端は、主演のレオンが尖閣諸島問題で揺れる日中関係の悪化から出演キャンセルしたことだとも伝えられるが「一番の理由は、中国企業が嫌がらせのように『資金を出さない』と言ってきたこと」と営業関係者。

「映画は横浜を舞台としたアクション作品なのに、有力企業のある重役は尖閣諸島が中国のものであることを示す内容を入れろとか、日本人をもっと悪党に描けとか、無理なクレームを伝えてきたと聞きました。監督がそれを断ったことで、資金提供は打ち切り。まるで嫌がらせです」(同)

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