SMAPvs嵐の“代理戦争”に発展していた、ジャニーズ事務所の後継者争いに決着が!
#ジャニーズ
サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。
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SMAPvs嵐の“代理戦争”に発展していた、ジャニーズ事務所の後継者争いに決着が! – Business Journal(2月28日)
(藤代 冥砂/マガジンハウス)
2月28日発売の「週刊新潮」(新潮社)、「週刊文春」(文藝春秋)から、忙しいビジネスパーソンも要チェックの記事を早読み。今回は「あの大手芸能プロの後継者争い」や「旬なプロスポーツの背後にあるドタバタネタ」などをチェック!
今週は、両誌ともに小泉純一郎元首相の甥っ子で、小泉進次郎衆議院議員の従兄弟にあたる小泉力也容疑者が、無許可でホストクラブを営業していたとして現行犯逮捕された事件を報じている。両誌はそろって、小泉家の家系を遡り、小泉元首相の祖父・又次郎が「任侠政治家」「イレズミ大臣」との異名を取ったことから、「小泉家ならば、一族から逮捕者が出るのも、さもありなん」といった、意地悪な雰囲気を醸し出している。
また、日銀新総裁に当確となった黒田東彦アジア開発銀行総裁の子息が16年前に合成麻薬LSDを所持し、逮捕・起訴されたことも両誌は報じているが、今さら感があるし、今回の総裁人事とは「遠い話」という気もする。これらは、旬な人間に絡んだスキャンダルとしてはパンチに欠けているが、こういう端のほうのネタまで拾い上げてくれるのは、週刊誌のいいところともいえる。次は“本丸”を攻め落としてほしいが。
そんな中で、今回目を引いたのが、文春の長年の天敵である「ジャニーズ」のネタ。ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川といえば、「YOU~しちゃいなよ」などと所属タレントに真似されることでもお馴染みの御仁。だが、メディアにその姿を露出することはほとんどなく、謎のベールに包まれている。
ところが昨年、ギネス世界記録に「チャート1位を獲得した歌手を最も多くプロデュースした人物」と認定され、受賞に際し、野球帽とサングラス姿の顔写真を公開した。また、ジャニー氏は「最も多くのナンバーワンシングルをプロデュースした人物」「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」としてギネス認定され、今年1月にはNHKワールド特別番組にテレビ初出演。惜しくも顔は映らなかったというが、81歳にして、自らの存在を世界に植え付けようとしていることがうかがえる。
こうしたジャニー氏が動きについて、業界内では「年齢も年齢だし、引退に向けた、総決算的なもの」(雑誌編集者)との見方もあるが、そうなると気になるのが、後継者争いの行方だ。
文春は「この問題に決着がついた」と切り込んでいる。
これまでジャニー氏の後継者としては、SMAPのチーフマネージャーである飯島三智氏、メリー喜多川副社長の娘で、嵐を育てた藤島ジュリー景子氏、そして近藤真彦の名前が挙がっていた。しかし、最近になって「ジャニーさんは飯島氏のマネージメント能力を高く評価」し、「嵐をテレビやCMに過剰に露出させるジュリー氏の売り込み方をよく思っていない」と語ったことで、「テレビ局幹部は、ジャニーさんは飯島氏に後継者のお墨付きを与えたと判断した」というのだ。
そうした背景もあり、TBSでは、昨年のクリスマスに放送されたSMAPの中居正広が司会を務める歌番組『火曜曲!』で、ジュリー氏が手がける嵐やV6の出演が、飯島氏管轄のKis-My-Ft2とSexy Zoneに変更されたという。また嵐の冠番組『ひみつの嵐ちゃん!』(TBS系)が3月で打ち切られることも、この後継者争いに関係しているようだ。
一方、筆者の取材に、ジャニーズに詳しい芸能記者は「飯島氏が後を継ぐのは間違いない。本当は、ジャニー氏は姪っ子であるジュリー氏を後継者にしようとしていた。そのために、小さな広告代理店を営んでいたT氏をジュリー氏と結婚させ、婿養子にし、ジャニーズ事務所の関連会社の取締役にまでしたが、うまく機能しなかった。そこで事務所の外にも顔が利き、スタッフの信頼も厚い飯島氏に白羽の矢が立った。若手のKis-My-Ft2と山下智久の面倒を飯島氏に見させているのも、ジャニー氏が彼女の手腕を買っている証拠。事務所を維持していくためには、そうするしかない」と分析する。
偉大すぎるジャニー氏が築いた帝国は、飯島氏の手によって維持することはできるのか。
●スポーツ選手にタニマチはつきもの!?
その飯島氏が育て上げた中居正広が公式サポーターを務めるのが、WBC日本代表の侍ジャパン。が、ここでは中居ではなく、WBCの第一ラウンド広報大使に任命された小久保裕紀(元福岡ソフトバンクホークス)の周辺が騒がしい、と文春が報じている。
小久保といえば、昨年2000本安打を成し遂げるも、惜しまれつつ引退した名選手。引退後もNHKの解説者、講演会、野球教室などに引っ張りだこの大人気だというが、これらの仕事をめぐって、ソフトバンクホークスの前身・ダイエーの球団職員時代から付き合いがあり、事実上のマネージャーであるM氏と、小久保のタニマチ的存在の熊本のイベント会社Aがトラブルを抱え、訴訟沙汰になりかねないという。記事によると、野球関係の窓口をM氏に、講演会などはA社を窓口にしようとしたが、M氏がA社を排除しようとし対立していったという。
この熊本のA社社長と小久保は、熊本では常に一緒に行動。一見さんお断りの高級会員制ソープランド、クラブなどで豪遊し、支払いはA社社長持ちだったという。要はA社の社長は小久保のタニマチだったのだ。
長引く不況でも、有名芸能人やスポーツ選手には、有名なタニマチがいた。押尾学の事件で、事件現場の部屋を無償で押尾に提供していたピーチ・ジョンの野口美佳社長は、ほかにも浜崎あゆみや吉川ひなの、石田純一などとも交友があることは有名だ。さらには、事件で亡くなったホステスが勤めていたクラブに押尾を連れていっていたのは、大手パチンコ卸機器メーカー・フィールズの山本英俊会長。山本会長は、元プロ野球選手の清原和博や元横綱の千代の富士(現・九重親方)のタニマチといわれた。
ほかにも、酒井法子の事件では逃亡生活にかかわった建設会社社長の富永保雄氏、アントニオ猪木や和田アキ子と関係があるされる、パチンコホール大手マルハンの社長も業界では知られた存在だという。最近では、横綱・日馬富士のタニマチである不動産会社社長が、西川史子と不倫しているなどと報じられたこともあった。
有名人好きな経営者と、彼らのポケットマネーで遊ぶ有名人。まさに相思相愛だが、小久保と同様、タニマチの存在が発端でトラブルが起こることもあるので、有名人側は要注意だ。
●好調サンフレッチェの舞台裏で……
もうひとつスポーツ界から。今週の土曜日に開幕し、20周年を迎えるJリーグ。去年、J1を初制覇し、今月のゼロックススーパーカップも制したサンフレッチェ広島の会長が「二重生活をしていた」と、新潮が報じている。
サンフレッチェは、元日本代表監督のイビチャ・オシムに影響を強く受けた現・浦和レッズ監督を務めるミハイロ・ペトロビッチが2006年より監督に就任。オシム同様ペトロビッチも、「ボールも人も動くサッカー」を志向し、一度はJ2に落ちたものの、そのサッカーは成熟しつつあった。昨年より、新監督に元サンフレッチェの選手であった森保一を監督に迎え、魅力的なサッカーで見事J1年間総合優勝を果たしたのだ。
だが、そんな勢いの乗るサンフレッチェの背後には、こんな騒動があったのだ。
新潮によると、サンフレッチェの久保允誉会長は、大手家電量販店「エディオン」の会長兼社長も務める人物。久保氏は1972年にAさんと結婚し、3人の子どももうけるが、会社でアルバイトをしていたBさんと不倫関係になり、2人の子どもをもうけた。その後、Aさんと離婚し、Bさんと結婚。しかしBさんと結婚する前にもうひとりの女性Cさんと関係になり、2人の子どもをもうけたという。ビックダディや橋下徹・大阪市長ばりの子沢山パパになったわけだが、今回の新潮は、Bさんとの離婚訴訟の様子を報じている。
不倫関係にあったCさんと久保氏はいまも関係が続いているという。さらに東京では、彼女を知り合いや会社関係の人間に奥さんであると紹介し、東京・広尾のCさんの家には「久保」という表札とCさんの苗字が書かれていたというのだ。そうして久保氏と妻であるBさんが修羅場を迎えることになったという。
話はこれだけでは終わらない。新潮が久保氏に取材をした3日後に、この二重生活の記事が新潮に掲載されないよう、東京地裁に出版差し止めを求める仮処分命令申し立てを行ったというのだ。その理由は、プライバシーの侵害であるという。東証一部上場企業の社長である久保氏ゆえ、道義的問題をはらんだ離婚訴訟が報道されるのは、致し方ない気もするが……いずれにせよ、サンフレッチェは、魅力的なサッカーと共に、ユースの育成には定評のあるチーム。こういったゴタゴタで、チーム運営に悪い影響が出ないことを願うばかりだ。
さて、文春で長年連載されている密かな人気コーナといえば「淑女の雑誌から」。今回は、ノーパンで大手企業の受付嬢をし、仕事中に興奮するとトイレで自慰行為にふけるという淑女の告白が目を引きました。こちらも要チェック。
是非、両誌をご購読あれ!
(文=本多カツヒロ)
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