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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > PC遠隔操作事件に真犯人?
週刊誌スクープ大賞

PC遠隔操作事件・片山容疑者に冤罪の可能性が浮上「真犯人は別にいる!?」

aera0226.jpg「AERA」3月4日号 中吊り広告より

注目記事1位
「『真犯人は別』の根拠」(「AERA」3月4日号)

注目記事2位
「危ない輸入食品472品目一挙公開」(「週刊朝日」3月8日号)

注目記事3位
「郷ひろみ不倫発覚!」(「週刊文春」2月28日号)

注目記事4位
「フジ『温泉特番』出演者が“やらせ”告白」(「週刊文春」2月28日号)

注目記事5位
「今井メロ 至高のヌード!!」(「フライデー」3月8・15日号)

注目記事6位
「水素水論争に最終結論!誌上実験でわかった『本物』と『偽物』」(「週刊文春」2月28日号)

 アカデミー賞が決まった。1979年に起きた、在テヘラン・アメリカ大使館占拠事件を題材とした映画『アルゴ』が、第85回アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞した。この作品は、事実に基づいた緊迫感のある佳作ではあるが、人質救出のクライマックスがご都合主義(実際、いろいろな幸運が重なったのかもしれないが)に見えて、私は少し減点していたが、大方の予想通り受賞した。

 今回、気になったのは、この映画以外に国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディン暗殺作戦『ゼロ・ダーク・サーティ』のように、アメリカの国威発揚映画が多く候補に挙がっていたことである。しかも、作品賞の発表をオバマ大統領のミシェル夫人がホワイトハウス(だろうと思うが)から発表した。

 映画はその時代を映す鏡である。CIAなどの非合法な活動まで賞賛し、強いアメリカ、善きアメリカ(『リンカーン』等がそれに当たる)を再び、のようなアメリカの風潮に危険なものを感じるのは私だけだろうか?

 今週もグランプリ対象作は見当たらない。そこで下手な鉄砲で、数を集めてみた。
 
 まずは文春の記事。水素水というのは、日本医科大学大学院太田成男教授らが米国の医学雑誌「Nature Medicine」に発表して話題になったそうだ。美肌、メタボからセックスにまで効果のある「夢のアンチエイジング」なのだそうだ。

「とりわけ糖尿病予備軍とも言われる耐糖能異常では血糖値の改善が見られました。ガンの放射線治療の副作用である痛みの軽減や、関節リュウマチによる炎症の軽減についても、特筆すべき効果が報告されています」(シンポジウムに参加していた医療関係者)

 私はこういう話を聞くと、ほんとなんかい? と疑ってしまう質だが、文春が昨年報じて大きな話題になったようだ。認知症や動脈硬化、肥満、認知症にも動物実験段階だが一定の効果があったといわれている。こうなれば、水素水でひと儲けと考える人間が出てきて不思議はない。

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