新橋のサラリーマン87人が選ぶ、“勝手に”衆院総選挙
#選挙
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新橋のサラリーマン87人が選ぶ、“勝手に”衆院総選挙 – Business Journal(12月13日)
12月16日に投開票を迎える第46回衆院総選挙。12月8〜9日に朝日新聞社が実施した世論調査では、衆院比例区投票先について、
・自民党:22%
・民主党:14%
・日本維新の会:8%
・決めていない、答えない、分からない:40%
という結果が出ており、他のメディアも「自民党優勢」との報道一色である。
そこで今回、こうした報道の裏に潜む有権者の生の声を探るべく、“中高年男性のオアシス”新橋駅(東京)の前で、20〜60代のサラリーマン(87人)に「政権をとってほしい政党」「首相になってほしい人」について聞いた。
【質問1】どの政党に政権をとってほしいですか?
1位 15票(17%):選挙に興味なし
「誰がやっても同じだろう」(50代)
「全国区だけでいいじゃないの」(40代)
「AKB総選挙ならわかるけど、本当の選挙はよくわからない」(30代)
2位 14票(16%):よくわかならい
「面倒だから」(20代)
「どの政党も同じようなことばかり言っていて、違いがよくわからない」(30代)
「みんな脱原発ばかりだし」(20代)
「どの政党もTPPのことしか言っていない」(40代)
「いろいろな党がありすぎで、区別がつかない」(50代)
3位 12票(14%):自民党
「民主党はいうまでもなく、維新の会はまともな議員はごく一部で、あとはダメでしょ。他の細かい党はあまり知らないけど、影響力がなさすぎて投票するだけ無駄」(30代)
「自民党以外の総理大臣が誕生すると大災害が起きるので」(30代)
「消去法で。維新の会と迷ったが、橋下さんが好きになれない」(30代)
「安倍さんは右寄りだから」(30代)
「第一党はココしかない」(50代)
「党は自民党でもいいが、総理は野田さんに!」(30代)
3位 12票(14%):答えたくない
「第三極にもがんばってもらいたいけど、外交に関して急進派が多いので、政権はとってもらいたくない」(30代)
「自民と民主で迷い中。野田さんのリーダーシップは評価するけど、今の民主党には魅力を感じない」(30代)
「自民党もまたがんばってもらいたいけど、安倍さんのリーダーシップではまとめられないと思う」(20代)
「選挙はやってみないとわからない」(40代)
「総理大臣は野田さんではなく、論理的な説明ができる石破さんにしてほしい」(50代)
5位 10票(11%):どの党でも同じ
「橋下さんが嫌いだから、維新以外ならどこでもよい」(30代)
「期待していないから」(40代)
「ロクな政治家がいないだろう」(50代)
6位 8票(9%):民主党
「野田総理のがんばりをみて応援している」(40代)
「とことんがんばってほしいから」(50代)
「人柄が堅実そうな野田さんに総理を続けてもらいたい」(50代)
6位 8票(9%):維新の会
「『日本』をつけなくても日本らしい名前だから」(30代)
「大きな改革をできるのは、この党しかないから」(40代)
「官僚政治、天下り打破をしてほしいから」(50代)
「石原さんは年だよね」(60代)
「リーダーシップをとってくれそう」(40代)
「石原さんは実行力がありそうだから」(50代)
「石原さんは総理という感じがするから」(30代)
「総理には橋下さんを! 新しいことをしてくれそうだから」(30代)
8位 5票(6%):これからじっくり考える
「みんな同じようなことを言っているから」(50代)
「総理だけは今のまま野田さんのほうがいいかも」(30代)
「年金問題に取り組んでほしいです」(60代)
「年寄りのことを考えて」(60代)
「原発問題にしても、やめるやめないじゃなくて、どうするかだ。それを、誰もわかってない」(50代)
9位 3票(3%):その他
「民主党は絶対にイヤ」(40代)
「コンクリート行政の自民反対」(60代)
「総理大臣こそ選挙で選ぶ日本になってほしい」(50代)
●関心なしが6割以上
今回の調査の結果、メディアの盛り上がりとは裏腹に、「興味がない」「よくわからない」「まだ決めていない」といった答えが実に6割以上に上った。また、「政党がありすぎてよくわからない」「AKB総選挙は投票したけど、本当の選挙のことはよくわからない」という声も少なからずあった。
【質問2】誰に総理になってほしいですか?
1位 29票(33%):誰でもいい
「誰でも同じじゃないの?」(30代)
「どうせ、自民じゃないの?」(40代)
2位 22票(25%):関心なし
「ノーコメント!」(20代)
「党で決まるでしょう」(40代)
3位 9票(10%):野田佳彦(民主党)
「人柄で…」(50代)
「まじめだから」(50代)
「今までのがんばりから、もっとがんばってほしいから」(40代)
「自民の安倍よりマシじゃん」(20代)
4位 5票(6%):石原慎太郎(日本維新の会)
「この人しかいない!」(40代)
「総理の顔という感じ」(50代)
5位 3票(3%):橋下徹(日本維新の会)
「実行力がありそう」(30代)
「日本を変えてくれそう」(40代)
「自分と同じ大阪出身だから」(30代)
6位 1票(1%):石破茂(自民党)
「論理的な意見を言ってくれそうだから」(50代)
6位 1票(1%):渡辺喜美(みんなの党)
「政見放送や討論で、しっかりした意見を言っているから」(50代)
6位 1票(1%):麻生太郎(自民党)
「なんとなく好き」(30代)
6位 1票(1%):オバマさん(米国大統領)
「日本には政治をわかっている政治家はいない! この際、アメリカの大統領に」(40代)
その他 0票(0%):安倍晋三
「本当にやれるの?」
「自民党が政権をとっても、総理は野田さんが続投するべき」
●「支持政党」と「首相になってほしい人」の逆転現象
「政権をとってほしい政党は?」については、自民党が民主党を上回ったものの、「誰に首相になってほしいか?」という質問については、民主党・野田現首相9票に対し、なんと自民党・安倍総裁は0票という衝撃の結果に……。また、人気が高いと思われた橋下徹氏を首相に推す声も少なかった。
今回の調査結果をまとめると、「『自民党政権で、首相は野田氏が続投』の枠組みが最も望ましい」という複雑な結果となってしまった……。
いずれにしろ、投開票日16日の夜半過ぎには大勢が判明する見通しだ。
(文=ふじえりこ)
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