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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 視聴率1ケタでもテコ入れ不可!

早くも視聴率1ケタ突入! 『ゴーイング マイ ホーム』が“テコ入れ”できない裏事情

『ゴーイング マイ ホーム』

 今クールのドラマで、“ドラマ期待度ランキング”1位だった『ゴーイング マイ ホーム』(フジテレビ系)が苦戦している。


「放送前は、あの山口智子が『ロング・バケーション』以来、16年振りに連ドラに復帰することや、宮崎あおいが久々に民放の連ドラに出演することでかなり期待度は高かったですね。主演の阿部寛さんも、映画『テルマエ・ロマエ』のヒットで、今一番、視聴率が取れる男と言われてましたから、この落差は大きいです」(ドラマスタッフ)

 フタをあけてみれば、初回視聴率が13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、2話目で早くも1ケタを記録、3話目ではさらに下降と、まさに“想定外”の視聴率となっている。これには制作元の関西テレビも大慌てしているかと思いきや、意外と冷静なのだという。

「実際のところ、放送前からこうなる可能性は指摘されてました。それにはいくつか理由があるのですが、まず、監督が映画界の巨匠である是枝裕和さんということです。監督は、映画界では抜群の知名度と実績を誇っていますが、連ドラに関しては今作が初めて。彼を起用する際に局の上層部は『監督のやりたいようにやってください』とすべて任せているんです。つまり、数字が悪いからといって、途中で豪華ゲストを呼んだり、脚本を修正したりするテコ入れが一切できないんです。撮影方法も映画の撮り方でやってるので、視聴者は見ていて少し違和感を感じるかもしれませんね」(テレビ局スタッフ)

 局としては、放送後のDVDで回収しようと考えているというのだが……。

「それを考えてもトントンでしょうね。何しろ、出演者のギャラだけでものすごい金額がかかってますから。餅は餅屋じゃないですが、巨匠監督といえどドラマは難しかったということじゃないですかね」(同)

 是枝監督にとってドラマ界は、“マイホーム”にはなりそうもない!?

最終更新:2012/11/05 11:15
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