秋の夜長にメカバトル! 期待の秋クールスタートのロボットアニメ
#アニメ #アニメ時評
かっこいいロボットやメカの活躍が見たいんだ!
そんな少年の心を忘れないアニメファンのためのアニメが、2012年秋クールから続々とスタートする。
まずは、テレビ東京系列の夕方枠でスタートした『超速変形ジャイロゼッター』を挙げたい。ある日突然「君は選ばれたドライバーだから、これに乗りなさい」と言われた主人公・轟き駆流が、巨大な人型ロボットに変形する赤いスポーツカー「ジャイロゼッター・ライバード」を託され、悪者と戦う。
この上なくシンプルで分かりやすく、少年の心を滾らせるストーリーだが、これぞロボットアニメ。『ガンダム』シリーズや『マクロスF』でメカデザインを担当した石垣純哉による、マッシブなロボットのデザインもさることながら、さまざま自動車メーカーの協力で実現した「実在の自動車が変形する」というコンセプトもなかなかそそるものがある。そのロボットがPerfumeよろしくグリグリとダンスを踊るED映像も、一部のアニメファンの間で話題となっている。
もしかしたら、今期アニメにおけるダークホースといえるかもしれない。
アニメファンにとってのゴールデンタイム・深夜枠に目を向けると、『武装神姫』(TBSほか)がなかなかイイ感じだ。
コナミデジタルエンタテインメントが2006年より展開する「MMSフィギュア」と呼ばれる可動モデルに、メカニカルな武装を施した「武装神姫」シリーズを題材とした本作は、主人公の男子高校生・理人と4体の美少女武装神姫たちの生活や活躍を描く。イメージとしては『プラレス3四郎』の世界観でチャム・ファウがMS少女みたいな格好で戦う感じだろうか。違うか。失礼しました。
……さて。この世界では、手のひらサイズの美少女フィギュアである武装神姫たちは量産され、ショップで売られていることが普通となっている。そのため、ヒロインたちはホビーの一種といえる。実際に彼女たちの間接や背中のビス穴などが描かれ、あくまで「フィギュア」として徹底的に描かれる。
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