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「新潮」提訴は格好のアピールチャンス!? AKB48運営サイドに敏腕弁護士軍団が集結している!

akimotoyasushi0921.jpgついにドンが怒った!

 9月13日発売の「週刊新潮」(新潮社)が「『人形遣い』の錬金術 『秋元康』研究」なる連載を開始したことで、AKB48と新潮との全面戦争の火ぶたが切って落とされた。


 AKB48サイドは同誌発売直後、運営会社である「株式会社オフィスフォーティーエイト」のホームページで、「本日の報道について」と題したコメントを掲載。

<本日発売の「週刊新潮」(2012年 9月 20日号)に弊社代表取締役に関する情報が掲載されておりますが、同記事の内容は全くの事実無根であり、弊社代表取締役、弊社及び 「AKB48」の信用を著しく傷つけるものであります。したがって弊社は、今後、「週刊新潮」発行元の株式会社新潮社(東京都新宿区、代表取締役:佐藤 隆信)に対して、厳重に抗議し記事の撤回と謝罪を求めるとともに、法的措置を講ずる予定であります>

 と、新潮側に宣戦布告。19日には新潮社などに対し、1億1,000万円の損害賠償と謝罪広告掲載を求める訴えを東京地裁に起こした。

 関係者によれば、AKB48サイドが問題視したのは、運営会社の代表取締役である芝幸太郎氏について同誌が「振り込み詐欺の元頭目」や「ドラゴンタトゥーの男」などと誹謗中傷したこと。同氏を知る人物は「確かに芝氏はコワモテで知られ、過去にはいろいろあったのでしょうけど、新潮の記事は少し過激な気がしました。当然、記事を見た芝氏は怒り狂ったそうです」と話す。これに、最近“加入”した敏腕弁護士軍団が加勢。

「実は、少し前からAKB48は潤沢な資金にモノをいわせ、各分野で敏腕とされる弁護士を次々と法務部に招き入れているんです。マスコミに対する“抑止力”を有することが狙いですね。スキャンダルが発覚してもマスコミ各社が弱腰なのは、弁護士軍団をバックに、運営側がすぐに訴訟をチラつかせるからというのもあります。今回も新潮の記事についても、法務部は『看過できない』『訴えれば必ず勝てる』と豪語。AKB48サイドに訴訟を勧めたといわれています」(週刊誌デスク)

 別の週刊誌記者も「弁護士軍団も“仕事”がないと存在感を示せませんからね。新潮の記事は格好のアピールチャンスになると考えている」と同調する。

 結果、AKB48は本気で“新潮潰し”に動くというが……。

「その一方で、業界の穏健派の中には、なんでもかんでも訴訟という最近のAKB48の手法がマスコミと芸能界の関係を崩すのでは? と危惧している人もいる。訴訟以外の落としどころを模索する動きもあります」(芸能プロ関係者)

 新潮は今後もAKB48連載を続けると見られ、両者の亀裂がさらに深まることは決定的。まずは法廷闘争の行方を見守りたい。

最終更新:2013/01/30 11:20
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