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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > GACKTの家に街宣車が来た!

「自宅にも関係先にも……」GACKT周辺に国税局と右翼の街宣車が押しかけている!

『Until The Last Day 』

 GACKTの周辺が騒がしい。自宅や関係先に、右翼の激しい街宣をかけられていて、本当に騒がしいのだ。

 9月1日、ある筋から情報が寄せられ、世田谷のGACKTの自宅ビル前に行ってみると、政治結社「白皇社」の街宣車が閑静な住宅街に響き渡るように主張を展開していた。内容は「8月28日に、GACKTの個人事務所も同居する自宅ビルや関係先に、東京国税局が調査に入った」「脱税の容疑がかけられている」「義援金詐欺を行っている」などという、穏やかではないものだった。自宅ビル側からはなんら反応はなく、周辺住民だけが訝しげに様子を眺めていた。

 この東京国税局が動いたという情報は、本サイトが関係筋に確認した限り、事実のようだった。しかし、具体的な目的は不明。「国税職員がトラック1台分の段ボールを運び出したことは確認されている。通常の税務調査でないことは間違いない」(同)

gacktgaisen.jpg実際に来ていた街宣車

 国税が入ったというGACKTの自宅ビルには、GACKTの姉が取り仕切っている個人事務所も入っている。テレビなどでたびたび紹介される、滝の流れるラブホテル風なGACKTのプライベートルームや、体を鍛えるための道場やジムもある。国税がマネジメントを担当する所属事務所だけではなく、GACKTの身辺のカネの流れを調べたかったということが伺い知れるだろう。

 同2日になると、同政治結社が、日本テレビにも街宣をかけているという情報が入った。現地に行くと、3台もの街宣車がGACKTに関する先の主張を繰り返した上、「(10月から同局で始まる連続ドラマ)『悪夢ちゃん』にレギュラー出演するGACKTは降板させるべき」「現時点で、『悪夢ちゃん』が撮影に入っていないのは、GACKT周辺の事態が悪化しているからだ」と訴えていた。対して、日テレ側は無反応。同局関係者によると、「8月25日にも、同じく街宣をかけられた。商売柄慣れてはいるものの、物騒な内容ではあるので、担当部署は確認を急いでいるのではないでしょうか」という。

 GACKTの身辺には、いったいどんな“闇”が広がっているのか。街宣を展開する白皇社幹部に話を聞くことができた。

「まず、東日本震災後に開始した義援金集めに関して、不正な処理がされている。億単位で支援以外の目的で流用されている。こうした犯罪行為が許されるわけがない。また、公共の電波の担い手が、そんなGACKTを起用することは許されない」

 これは、3.11直後にGACKTが立ち上げた「SHOW YOUR HEART基金」のことを指している。同基金は、数多くの著名人も募金活動に協力したことで、昨年度は約2億4,000万円を、日本赤十字への寄付を含め、復興支援関連に使用しているが、実際には基金に組み入れていない寄付金があるというのだ。

 同基金といえば、スタート当初、寄付金の振込先をなぜか民間企業のNHN Japanの口座にしていたことで、ネット上などでは「怪しい」という声を集めていた。対して、GACKTは「基金の専用口座が開設できるまでの間、親交のあった同社が厚意で口座を貸してくれた」といった旨の説明をしてきた。だが、政治結社幹部は「この民間企業の口座に集まったカネを、基金に移動させる際に多額のカネが抜かれている。内部関係者からも情報を得ている」という。

 寄付金が支援以外の目的に使われたり、適正な会計処理が行われなかったりすれば、「義援金詐欺」「脱税」などのそしりを受けてしまう。さらに、GACKTの個人事務所、マネジメント事務所、そのほか関係会社を含め、不透明な資金の流れがあり、脱税行為が行われているというのが政治結社の主張だ。

 彼らの街宣活動は、国税が調査に入る直前から行われており、偶然なのか否か、両者の軌を一にした動きに裏には、GACKTの周辺に諸問題を顕在化させようとする動きがあるとも思える。

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