「汗と涙の血税が……」横領と賄賂で集めた大金を局部整形に費やした中国女性官僚
#中国
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政府や公共機関の腐敗が深刻な問題となっている中国。中央規律検査委員会によると、2010年に汚職で処罰された公務員は計14万6,500人以上に上っている。最近でも、遼寧省丹東市鳳城市のトップが約25億円と共に米国に渡るという、巨額汚職事件が発覚したばかりだ。
そんな中、北京市第一中級人民法院で懲役9年の判決が下された、ある女性官僚に話題が集まっている。
49歳になるこの女性官僚は、北京市朝陽区の農村工作委員会の幹部を務めていた2006年1月から2010年8月の間に、約220万円の公金を横領し、さらに約19万円を関係各所から賄賂として受け取っていたとされる。
彼女は、同じく起訴された同委員会書記と共に、委員会の金庫のカネを自由に使える立場にあったのだという。そんな彼女が、横領と賄賂で得た大金の多くを費やしたのが美容だったという。中でも彼女が凝っていたというのが、なんと女性器の美容整形。彼女は陰部の色素除去や大陰唇の切除などに約100万円を投じていたというから驚きだ。
汚職官僚にも、女心というものがあるということか……。しかし、金額こそほかの汚職事件に比べて大きくはないものの、自分たちの汗と涙の結晶たる税金を股間に注がれた人民たちは怒り心頭の様子。中国版Twitterの「微博」には、「こいつのマ○コは税金で作られた公共物ってことだな。誰も利用したくないだろうが」「こいつのマ○コは反汚職博物館に入れて展示すべき。俺は見たくないが」「50近くのババァのマ○コに税金が投入されるとは……。これ以上の無駄遣いを俺は知らない」などといった辛辣なコメントが並んでいる。
100万円もかけた女性器のビフォー・アフターも気になるところだが、彼女が牢獄で過ごすこととなる9年間は、少なくとも活躍の場はなさそうだ……。
(文=牧野源)
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