【散歩師・朝井がゆく!】vol.16
豚のおっぱい、山羊のキンタマ……“食べ物界の一発屋”獣肉を食らう!!
2012/08/31 16:00
#サブカルチャー #散歩師・朝井がゆく!
ワニ、トド、マンボウ……。メニューには妙な肉ばかりが並ぶ。
ゆるいものならなんでも大好き♪ ロリ顔ライター・朝井麻由美が気になるスポットをご案内します。
東京・高田馬場に、「豚のおっぱい」や「山羊のキンタマ」を食べられる店がある。分かってる、こんなもの食べずとも、普通の食べ物のほうがおいしいに決まってる。ゲテモノは悲しいかな、試しに“ネタとして食べる”、食べ物界の一発屋である。でも、一度は食べたい。一度経験して、「私、山羊のキンタマ、食べたことあるもんね!」と声高らかに自慢したい。ただそれだけのために獣肉酒家「米とサーカス」へ行くことにした。待ってろ、おっぱい、キンタマ。
高田馬場駅前の路地を数秒歩くと、突然妙な建物が現れた。
妙なのは建物だけじゃない。店員さんも何かがおかしい。
店の中も徹底的に怪しく、
すぐ裏に山手線が走っているとは思えない異空間ぶり。
メニューはなぜか絵本を改造して作られている。
表紙は絵本そのまま。中身がメニューになっている。
雑多なサーカス小屋をイメージしたというが、それにしてもあまりに前衛的な店構えにメニューの珍しさがいささか霞む。しかし、私はおっぱいやキンタマを食べに来たのだ。こんなところで負けるわけにはいかない。気を引き締めて、お目当ての珍味をオーダーした。挑戦したのは、豚のおっぱい・鹿のタン・熊の味噌焼き・山羊のキンタマ、の4品。
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