日本でもグーグルマップを使った窃盗犯も出現する昨今に…
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危険な位置情報とグーグルマップを合わせた現在地特定サイト – Business Journal(8月23日)
あなたの位置情報サービスが悪用されて、空き巣や誘拐、ストーカーなどの犯罪に巻き込まれるかもしれない。個人情報を使ったサービスを利用する際には、十分に注意が必要だ。
8月にオープンした「WeKnowYourHouse.com」というウェブサイトが物議を醸している。このウェブサイトは、位置情報機能をオンにしながらツイッターを使っている人のツイートを自動的に収集し、その人の自宅住所を特定するサービスを“実験的”に提供している。
現在、多くの人々が位置情報機能をオンにしながら、ツイッター上で「もうすぐ家に着く」だの「今家にいるよ」だのといった状況をツイートしている。そこでこのウェブサイトでは、「家にいる」といった類のツイートを検出して、それを位置情報(緯度・経度)と関連づけた上で、「●●さんはアメリカのミシガン州●●の●●近くに住んでいます」というように表示する。また、グーグルの「ストリートビュー」へのリンクも張られている。もちろん、アカウント名や住所の詳細については伏せ字が用いられている(あくまでもユーザーに注意を促す実験なので)。
こうしたサービスを構築するには、それほど難しい技術は必要とされないという。なお、個人情報保護の観点から、このウェブサイトで収集・公開された自宅住所情報は、1時間で消されるようになっている。ユーザーが要求すれば、情報を即時に消去することも可能である。
旅行先などで位置情報機能を活用して友人とコミュニケーションしたり、昼休みに近くにいる知人と連絡を取り合ってランチに行ったりと、位置情報は便利で楽しい機能として定着している。スマホでSNSを利用する際には、すっかり定番機能のひとつになっていると言える。
ただ、位置情報も重要な個人情報である。不用意に公開してしまえば、悪意を持った人物が自宅住所などを特定して、空き巣やストーカーのために悪用するかもしれない。また、子供の写真や位置情報を安易に公開している人は、少しは誘拐のリスクも考えておいた方がいいだろう。
実際、これは位置情報機能ではなくグーグルの「ストリートビュー」に関連した事例だが、空き巣がストリートビューから得られる個人情報を悪用した事件が日本で発生している。
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