「150万枚出荷といっても……」AKB48新アルバム『1830m』が発売日前日にヤフオク1,000点出品中
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15日に発売となったAKB48の4枚目のアルバム『1830m』(キングレコード)の初回出荷枚数が150万枚になることが明らかになったが、その一方で発売日前日の14日に「Yahoo!オークション」に1,000点以上の同商品が出品されていたことがわかった。
『1830m』はCD2枚とDVD1枚、それに48ページの写真集とランダム封入の生写真1枚、さらにこれまでミュージックビデオ(MV)化されていない楽曲の中からファン投票で上位3曲を選ぶ「MV総選挙」の投票用シリアルナンバーカードのセット。楽曲は、27日に卒業する前田敦子の「桜の花びら~前田敦子 solo ver.~」など全34曲が収録されている。
「音楽CDは一般的に発売日の前日からショップなどに流通しますので、14日のうちに手に入れたファンが転売していると見て間違いないでしょうね。出品されている商品のほとんどには、封入された生写真のメンバーの名前が明示されています。目的のメンバーの生写真を手に入れるために複数のCDを購入して、“外れ”をすぐさま出品するわけです」(レコード店関係者)
当然、人気メンバーの生写真にはプレミアがついて、定価よりも高額で取引されることになる。中には人気メンバーに抱き合わせ、“10枚まとめて定価以上”の価格で出品する猛者もいるようだ。また、特典の一切を手元に残してCDのみを「新品未開封」として出品している例もある。
「これは、投票券目的の大量買いですね。いずれにしろレコード店としてはCDが売れてくれればいいのかもしれませんが、やはり発売前日にオークションに新品がズラリと並んでいるこの風景は、寂しいし、異様だと思いますよ」(同)
CDが売れない時代に、破格の枚数をさばく方法を編み出して実践し続けるAKB48。いずれ彼女たちがマーケットを去ったとき、音楽市場はどんな景色を見せるのだろうか?
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