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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 急増する“妊ドル”の経済学

「可能な限り働かせる!?」熊田曜子も仲間入り……どんどん増える芸能界“妊ドル”経済学

yokokumada.jpg熊田曜子写真集『0 -zero-』(晋遊舎)

 タレントの熊田曜子が17日、バラエティ番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、4月に同い年の一般男性と交際1年で結婚し、現在妊娠6カ月であることを発表。12月上旬に出産予定だが、今後も体調を見ながら仕事を続けていくという。

「今までよくバレなかったと思うが、裏を返せば、それほど注目されていない証拠。熊田は昨年引退した島田紳助の愛人疑惑報道もあったが、今回の発表でマイナスイメージを払拭。おまけに、同番組で独占発表したので、しっかりギャラも入るし、熊田にとっても所属事務所にとっても得なことだらけ」(女性誌記者)

 それにしても、芸能界を見渡すと、妊娠しながら仕事を続けているタレントが多い。

「黒木メイサ、長谷川理恵、長谷川潤、木下優樹菜、中澤裕子、東尾理子ら名前を挙げればキリがない。ひと昔前は、母親をしながらタレント活動を続ける『ママドル』が花盛りだったが、いまや妊娠中で仕事を続ける『妊ドル』が花盛り。すでに出産し復帰しているが、俳優・松山ケンイチの妻・小雪のように“妊婦ヌード”を撮影しておいて、出産後に発表するという稼ぎ方もできる」(同)

 “妊ドル”が増え続けている背景には、かつてと比べて、タレントと事務所の力関係がすっかり逆転してしまったことがあるようだ。

「10年前ぐらいだったら、売れっ子タレントがデキ婚するなんて考えられなかった。そんなことがあれば、よほど売れているタレントでもなければ、マネジャーの管理責任が問われ、芸能界引退に追い込まれてしまっただろう。ところが、いまや芸能界全体で昔に比べて有望な新人が世に出る確率が低くなっており、どの事務所も新人発掘に苦戦。そんな中、妊娠したからといって売れっ子を手放すわけにはいかず、本人が可能な限り出産寸前まで働かせるのが当たり前。出産後に『ママドル』として復帰すれば、これまで来なかったような仕事が舞い込んだり、子育てぶりを自分のブログでアピールしてさらに名前を売ったりと、子どもがいることでいろいろ“保険”が利く。そもそも、昔に比べて事務所もタレントのプライベートの管理が甘くなっているので、無計画に妊娠してしまうタレントが多いのだが」(芸能プロ幹部)

 出産までという期間限定ではあるが、今後、さらに妊娠しても仕事を続けるタレントたちが増え、“妊ドル”枠の争奪戦が激化しそうだ。

最終更新:2012/07/22 11:00
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