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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 絶頂の瞬間を激写!! オヤジにはたまらない“袋とじ”2連発
元木昌彦の「週刊誌スクープ大賞」第145回

絶頂の瞬間を激写!! オヤジにはたまらない“袋とじ”2連発

motoki0709.jpg「週刊新潮」7月12日号 中吊り広告より

グランプリ
「生活保護の『元夫』に脅される家元『勅使河原茜』」(「週刊新潮」7月12日号)

第2位
「袋とじ ついにとらえた絶頂の瞬間」(「週刊現代」7月21・28日号)

第3位
「袋とじ 謎の美女YURI」(「週刊ポスト」7月20・27日号)

 今週は現代とポストが合併号で420円。どちらも「お得感」を出そうとして苦心しているのがわかるが、イマイチ記事に見るべきものがない。

 現代は「実名大公開!日本の大金持ち1000人」という大企画の前編がトップ。取材に手間暇かけたのはわかるが、東日本でいえば、毎度おなじみの顔ぶれがずらりと並ぶ。

 1位はソフトバンク創業者の孫正義で約93億9,600万円。2位がユニクロ創業者の柳井正で約51億円。3位はパチンコメーカーのユニバーサルエンターテインメント創業者の岡田和夫で約36億円。

 8位にもパチンコ・パチスロなどの遊技機大手セガサミー創業者の里見治が約23億6,000万円。パチンコ機製造大手SANKYOの創業者毒島邦雄が約21億円で11位に入っているから、不況になってもパチンコは強いことを立証している。

 私の好きな競馬界からは、ディープインパクトなど良血な種牡馬を多数繋養する「社台スタリオンステーション」を持つ社台ファーム代表の吉田照哉が12位で約20億円、同じ代表の吉田勝己が約15億円で17位に入っている。

 各県ごとに1位から20位まで実名で公表してあって、それなりに楽しいのだが、こちとら由緒正しい貧乏人には無縁の話である。

 ポストは「橋下徹『愛人と隠し子』怪情報」のタイトルに惹かれて読んだが、案の定、怪情報のところで止まっている。

 ポストによればこの数週間、このスキャンダルが流されていて、発信元は自民党で政権トップまで務めた長老だというから、森喜朗元総理あたりだろうか。内容はこうだ。

「大阪・北新地の名門クラブに勤めていた元ホステスとの間に隠し子がいる」

 週刊誌お決まりの表現「事実だとすれば」大変だと、週刊誌の記者たちがウワサになった北新地の高級クラブに押しかけ、ホステスたちに聞いて回って「騒動」になったというのである。

 もちろん、橋下市長側は「根も葉もない」と一笑に付す。いまや日本一顔の売れている橋下市長が女性と連れだって歩くだけで目立つのだから、愛人でもいれば隠しておけるはずもないだろう。

 昔、自民党の金権腐敗を批判して飛び出し、新党をつくってブームを起こした若きリーダーがいた。

 彼から直接聞いた話だが、オヤジの代から受け継いだ競走馬を新党の代表になるにあたって、みんな売り払ったという。私が、それほどまでしなくてもというと、「リーダーたる者、身辺はきれいにしておかなくてはいけないのです」と答えた。

 あとで彼の側近から聞いた話だが、そのときいた彼女とも手を切ったという。

 仮に、橋下市長にかつて彼女がいたとしても、政治に出るときには身辺を「始末」をしたであろう。そういう意味で小沢一郎は、自分のスキャンダルを書くのは現代と松田賢弥記者しかいないと、油断していたのだろう。

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