「Jリーグに電撃移籍の可能性も!?」“宙に浮いたスーパースター”デル・ピエロの行く末
#サッカー
イタリア・セリエAのユベントスからの退団が決定的となっているサッカー元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロの去就に、あらためて注目が集まっている。日本でも人気の高いデル・ピエロだけに、Jリーグ入りにも期待したいところだが……。
まず、デル・ピエロ本人が移籍先としてほのめかしたのは、アルゼンチンリーグの名門リーベル・プレート。南米から欧州への移籍はサッカー界では珍しくないが、その逆は意外な気がしないでもない。しかも、同クラブは名門ながら、現在は2部降格の憂き目に遭っている。
「実は、そんなに意外でもないんですよ。最近は欧州から南米に移籍するケースも増えている。とくにブラジルなどは好景気の影響もあり、高額の年俸を支払えるクラブも存在します。また、スポンサーを集めて年俸を負担させるというやり方もポピュラーですからね。しかもリーベルには、かつてユベントスで2トップを組んでいた盟友で元フランス代表FWのダビッド・トレセゲも在籍しているので、現実味は十分あります」(サッカー雑誌編集者)
続いて、新たな移籍先としてウワサに挙がったのが、アメリカ・MLSのモントリオール・インパクト。現地紙で移籍交渉中と報道され、何よりも元ユベントス会長のジョヴァンニ・コボッリ・ジッリ氏が「新天地はモントリオールになると思う」と発言したために、わずかに信ぴょう性が増した。そんな中、11日に伊紙「トゥットスポルト」が「FC東京とサンフレッチェ広島の2クラブが、デル・ピエロ獲得に名乗りを上げた」と報道。
「確かに、デル・ピエロは先頃の震災でも2,400万円を寄付するなど、親日家として知られているし、彼に近い関係者筋からもJに関心を示しているとの証言もあります。ただ、どうでしょうか。デル・ピエロには、世界中のクラブからオファーが殺到していますからね。年齢的な問題もあり、90分フル出場するのは厳しいですが、限られた時間であれば欧州のどのトップクラブでも通用する力を今でも持っています。現在オファーが届いているといわれるイングランドの中堅クラブや南米、アジアのクラブであれば、主力扱いも期待できます。クラブにとっても、世界的な人気を誇るデル・ピエロの獲得は、商業的にも計り知れないメリットがあります。彼もそんな自身の価値をよくわかっているので、慎重にクラブを選ぶと思います。なので、移籍交渉期間ギリギリまで、新チームを決めないのでは」(前出・編集者)
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