あの『レガッタ』より低い……『家族のうた』史上最低視聴率ドラマへ一直線!?
#ドラマ #オダギリジョー
4月22日放送の第2話の視聴率が3.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という驚きの超低視聴率を記録した、オダギリジョー主演のドラマ『家族のうた』(フジテレビ系)。
29日の第3話の視聴率の行方がどうなるか注目にされていたが、フタを開けてみれば3.4%と、さらに低い視聴率を記録してしまった。
「3.6%のときにかなり話題になったので、『どんな感じなんだろう?』と、怖いもの見たさというか、野次馬的にとりあえず見てみようという人もいるかと思っていたのですが、さらに視聴率が下がったのはびっくりですね」(テレビ関係者)
ゴールデン~プライム帯のドラマやバラエティの場合、ヒトケタを記録すると低視聴率として語られる場合が多いが、3%台というのは深夜番組でもたまに記録することがあることを考えると、なかなか衝撃の数字だ。
「ドラマの前後の番組の視聴率がそれぞれ10%ほどでしたから、視聴者は一斉にチャンネルを変えた、ということになります。そう思うと、怖いですよね」(同関係者)
そんな状況ではあるが、今までにこのドラマよりも低い視聴率を記録したテレビドラマはあるのだろうか。2000年以降のゴールデン/プライム帯の、民放キー局のドラマの中で調べてみたところ、00年以降では、03年に放送された真中瞳主演の『メッセージ』と、同年の竹中直人主演『ライオン先生』(いずれも日本テレビ)が、ともに3.1%というさらに低い視聴率を記録していた。『家族のうた』が記録更新するにはあと0.3%下げないといけない。
ちなみに『ライオン先生』は3.3%、『メッセージ』は3.2%の回もあり、『家族のうた』の数字を下回っている回が複数ある。まだまだ見知らぬ強豪がいたというか、下には下があるといったらいいのか。低視聴率ドラマの代名詞みたいな扱いだった速水もこみちの『レガッタ』(朝日放送)や上戸彩の『下北サンデーズ』(テレビ朝日系)の5~6%台が、なんだかまともな数字に思えてくる。
とはいえ、最高視聴率に目を向けると、『ライオン先生』が7.9%で、『メッセージ』は6.2%(いずれも初回の視聴率)、『家族のうた』の初回で現時点での最高視聴率の6.1%よりも高い。
さらに、『家族のうた』の第3話時点での平均視聴率は4.4%。これは、これまで平均視聴率が最低だった『メッセージ』の全話平均の視聴率と同じ数字。4話以降の視聴率が回復しない限り、平均視聴率が歴代最低となる可能性も出てきた。オダギリジョー、大ピンチ。
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