あの元芸人“路上詩人”軌保博光が天国を創るニューヒーローになっていた!
#お笑い #本
「地球に笑顔を増やす」というスローガンを掲げ、自然保護などの活動を行うNPO法人「MAKE THE HEAVEN」。
設立者で、理事長を務める“てんつくマン”は、かつて山崎邦正とのお笑いコンビ“TEAM-0”としてダウンタウンの番組を中心に出演し人気芸人となるも、突如「やりたいことが見つかった」と1994年に吉本興業を退社。映画製作や、路上詩人を経て、2002年に本名の軌保博光から“てんつくマン”(「天国を創るニューヒーロー!?」に由来)に改名、現在の道へとたどりついた。
昨年は、東日本大震後、チーム「め組JAPAN」を立ち上げいち早く現地入り。そこでのボランティア活動や、被災地の様子などを綴った著書『あきらめない生き方 ~小さな一歩を踏み出すための55のメッセージ~』(サンクチュアリ出版)は発売以降、多くの人々に勇気を与えている。
地球に天国を創るため、行動力と、笑いと、少しきつめの関西弁を携え活動を続けるニューヒーローに話を聞いた。
――新刊『あきらめない生き方』を読むと、てんつくマンさんの行動力に圧倒されます。
てんつくマン 僕の生き方は、何が正しいとか何が間違えとか、そんなことより「感じたら動く」。絶望的な人を見たり、がれきの山を見たときはツライけど、僕はそこから目をそらしてることのほうが後でツライし、行ったほうがスッキリするんです。もちろん、行ってうつ病になるような人は行かんほうがいいと思う。そういう人は、自分が幸せに生きとったら、その幸せを見た次の人がまた幸せになって、元気がどんどん増えていくから。
――「め組JAPAN」は、いち早く被災地に向かわれたそうですね。
てんつくマン もともと「MAKE THE HEAVEN」の緊急支援部隊を「め組」って呼んでいて、過去にもイランや新潟に行ったんです。今回、地震が起きたときも、仲間から「め組出動するんやろ?」っていう連絡がいくつも来て、「そりゃ出動するでしょ~」って、すぐに準備を始めました。
――やはり「め組JAPAN」のような名称を掲げたほうが、仲間たちの士気は上がるんでしょうか。
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