「50億円はアジア展開への宣伝費!?」ジャニーズ“自腹”でもパンダ招致の狙い
#ジャニーズ #近藤真彦 #パンダ
東日本大震災から1年が経った今月11日、ジャニーズ事務所所属のタレントらが東京ドームで募金活動を行い、近藤真彦、SMAPら計約180人が交代で登場。前日10日までに集まった同プロジェクトの募金やイベント収益金などが計8億2,655万3,991円であったことや、11日の募金と合わせて全額を、岩手・宮城・福島の被災した子どもを支援する基金に寄付することを発表した。
また、当初は募金の一部を中国からのパンダ誘致費用に充てるとし、仙台市議会などで物議を醸していたが、10~30億円と見込まれる招致費用は同事務所と関連会社が“自腹”で全額負担することも発表された。
「パンダ誘致費用については、1月末に近藤が各スポーツ紙のインタビューに応じた際に発表。その後、進捗状況の報告がなかったが、仙台市の女性市議が自らのブログで、募金で費用を負担することを聞いていなかったと暴露。仙台市にも『募金で招致はけしからん』など数百件の抗議が殺到し、ネット上では『パンダ招致のために募金したわけではない』などとジャニーズファンの批判が飛び交い、ジャニーズは仕方なしに募金を招致費用に充てないことを決定したようだ」(スポーツ紙デスク)
財務状況をクローズしているジャニーズだが、「相変わらず、ほかの芸能プロが足元にも及ばぬ稼ぎっぷりで、50億は“埋蔵金”から苦もなく出せるだろう」(芸能プロ幹部)という。だが、パンダ招致の先には壮大なプロジェクトがあるというのだ。
「ズバリ、中国・台湾を中心とした本格的なアジア戦略の展開で、そのために、中国にジャニーズの知名度を浸透させるためのパンダ誘致のようだ。日本では長引く音楽不況の影響で、もはやCDが売れない時代が長く続いている。それに比べ、人口約13億人という巨大な市場の中国、そして現時点でもジャニーズ人気が高い台湾への進出でマーケット規模を拡大しようという戦略が練られている。昨年、SMAPが初の海外公演を北京で行ったのもその一環です」(レコード会社関係者)
いわば、パンダ誘致費用は壮大なプロジェクトのための“宣伝費”だったようだが、「水面下で仙台市との話し合いがまとまっていないので、すぐにパンダ誘致とはいかない」(先のデスク)というだけに、まだまだジャニーズのアジア戦略は前途多難といったところか。
パンダパンダパンダ……。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事