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日刊サイゾー トップ > 社会  > 中国・日本人留学生転落死 現場は飛び降り自殺スポットだった!?

中国・日本人留学生転落死 現場は飛び降り自殺スポットだった!?

 2月29日午後、北京市にある中国伝媒大学で、日本人女子学生が学生寮の階から転落して死亡する事件が起きた。クラスメイトなどの証言から、恋愛問題に悩んだ末の自殺とみられている。その後、彼女のカバンからは「バカな選択をしてごめんなさい」などと書かれた遺書のようなものも見つかっている。

 死亡したのは、日本人の父親と中国人の母親を持つ日本国籍の女子学生で、昨年から留学生としてこの大学に通っていた。中国語も流暢で、多くの友人にも恵まれていたという。友人の一人によると、3月6日は彼女の誕生日で、誕生パーティーも開催される予定だったといい、自殺するようなそぶりはまったくなかったという。

 別の学生は29日午後、学生寮の15階の窓枠にしゃがみ込む女子学生を目撃している。「そこで何してるの?」と声をかけた直後、女子学生は飛び降りたという。

 ちなみにこの大学のキャンパス内では、3年ほど前から自殺とみられる転落死が相次いでおり、「連続飛び降り自殺」の現場としてひそかに知られていた。

2009年4月には、今回女子学生が転落した学生寮と同じ建物の 13階から恋人同士とみられる男女2人の学生が相次いで飛び降り、死亡。また10年9月には、その隣にある学生寮の9階から別の大学の学生が転落死している。さらに同年12月には、同じ宿舎の11階から学生が転落して死亡しており、今回死亡した日本人女子学生はここ3年間で5人目の犠牲者ということになる。

 連続飛び降り自殺といえば、アップル製品を受託生産する深セン市のフォックスコンで、従業員による自殺が10件以上連続して発生したことも記憶に新しい。ただの偶然か、何かの因果なのかはさておき、これ以上の死者が出ないことを祈りたい。
(文=牧野源) 

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最終更新:2013/09/09 12:32
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