メンバー全員30歳以上でノリノリ! ジャニーズ・V6が開き直っている
#ジャニーズ #V6
最近、なぜかV6がスゴイ。2月15日に発売したV6の新曲「バリバリBUDDY!」(avex trax)が、一部で話題となっているのだ。
「V6史上最速」というノリノリでキレキレのダンスは、ネタ感たっぷりで、テレビ番組で披露するなり、ネットでは「元気になれる」「V6どーした?? wwwくそオモロイwww」「これは久しぶりにハマったw」「キレてるキレてる!」などの声が続出していた。
一度聴いたら忘れられないインパクト大の曲調も、オジサンたちが汗をかきつつ超真剣にキレキレに踊る様も、言いようのない面白さを醸し出している。
かつて大人気だった番組をリニューアルした『学校へ行こう!MAX』(TBS系)は2008年に終了し、10年には『VivaVivaV6』(フジテレビ系)も『新知識階級クマグス』(TBS系)も終了。一部で好評だった『ミッションV6』(TBS系)も昨年終了し、現在は後番組『男のヘンサーチ!!』や焼肉のタレのCM(カミセンのみ)がある程度で、グループとしてのテレビでの露出は減っている。
そうした状況からか、今年1月にはネット上に「V6のメンバーの生存確認が出来ないんだが……」などというスレッドまで登場していたけれど……。
「あれ? 一皮むけた?」という驚きを与えたのは、昨年8月に出したシングル「Sexy.Honey.Bunny!」(avex trax)だった。
かつては森田剛、三宅健、岡田准一という弟組「カミセン」が人気の中心であり、年長者「トニセン」は歌もソロパートがほとんどない構成ばかりだったが、「Sexy.Honey.Bunny!」では一転、坂本昌行と井ノ原快彦がねっとりとソロを歌い上げ、強烈なインパクトを与えていた。
そして、今回の「バリバリ~」でも、やはり坂本と井ノ原が中心となり、軽快なリズムにノッてねっとり歌い上げている。
いつの間にか「カミセン」から「トニセン」に、主力をシフトしてきたのだろうか。ジャニーズに詳しい編集者は言う。
「やはりイノッチ(井ノ原快彦)がNHK『あさイチ』でブレイクした影響で、グループのセンター的ポジションが変わってきたということはあるでしょう。舞台で活躍してきた坂本は声量も歌唱力もあるし、事務所歴の長い長野博も地味ながら安定感がある。昔は若くて華があるカミセンに人気が集中していましたが、全員が30歳を超えた今、”若さ”とか”カッコよさ”よりも、メンバーそれぞれの個性をより強く出していくようになっているのではないかと思います」
ちなみにトニセン3人は、1988年に光GENJI「剣の舞」のバックダンサーとして結成された「平家派」において、かつてTOKIO城島茂、山口達也、国分太一らとともに活動していた過去があり、近年は『ザ少年倶楽部プレミアム』(NHK)で”同窓会トーク”を披露したり、クリスマスライブを行ったりもしている。
もともとバックダンサーとして結成されているメンバーだけに、歌唱力もダンスにも定評があるトニセンがメインになると、これまでと違ってソロパートも積極的に取り入れられるし、歌える曲の幅が広がってきたということだろうか。
地道な活動を続けてきた「兄組(トニセン)」が主力になりつつあるV6には、「実は大器晩成のグループ?」という声もあり、今後の活躍の拡がりにも熱い視線が注がれているようだ。
解散説はどうなったの?
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事