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「パンダ招致に50億!」いまだに衰えぬジャニーズ事務所のすさまじい集金力

kondoumasahiko0131.jpgパンダ大使のマッチさんです。

 28日付けの各スポーツ紙に、ジャニーズ事務所の次期社長候補ともいわれている歌手の近藤真彦が事務所を代表し、東日本大震災復興支援プロジェクト「Marching J」による仙台市・八木山動物公園へのパンダ招致活動の詳細を語ったインタビュー記事が掲載された。

 それによると、パンダ招致の検討を始めたのは半年前。復興を優先する仙台市がパンダ招致を断念したとニュースで知ったため、「子どもを喜ばせるだけでなく、東北における経済効果も大きく期待できる」として招致に乗り出し、招致から飼育までの費用を年間10億円前後と見積もり、その5年分の総費用約50億円を同プロジェクトが負担。公園内に設置するパンダ舎に「Marching J」の表札を掲げるというから、なかなかちゃっかりしている。

「マッチもインタビューで募金の使途を明確にする必要もあることを強調していたが、いまだにプロジェクトでいくら集まったかについてまったく公表されていない。パンダ招致をする前に募金したファンのためにも、いくら集まったのかをまず公表すべきでは。だからいつまで経ってもジャニーズをめぐる金の流れは”ブラックボックス”といわれてしまう」(芸能プロ関係者)

 この件を差し置いても、たしかに、ここ数年のジャニーズ事務所の決算情報を民間の信用調査会社で調べようとしてもクローズされており、データなし。

 かろうじて直近で確認できるのは2002年で、同年の申告所得額は86.3億円。ちなみに、法人の納税申告額が公表された最終年の05年度の芸能プロの所得額のトップは当時、所属アーティストの浜崎あゆみが全盛期だったエイベックスが96.9億円。モーニング娘。がまだ売れていたアップフロントエージェンシーが50.6億円、吉本興業が27.3億円で続いたが……。

「決算期の関係で公表されなかったが、おそらく、ジャニーズはエイベックスを軽く超えていただろう。なんといっても、個人の高額納税者公示が最終年となった04年度のジャニー喜多川社長の推定所得は約9億円で、昨年8月に不審者侵入事件があった時に住んでいたマンションの部屋は7億円ともいわれているが、ジャニー氏にしたら安い買い物だったのでは。メリー喜多川副社長は約8.9億円、次期社長に内定したといわれる、メリー氏の娘で関連会社のジュリー藤島社長は約6.5億円。タレントのトップはSMAPの中居正広で約5.1億円。スポーツ紙などににらみをきかせる広報担当のS氏は役員に入っていることもあってか”1億円プレーヤー”だったのには驚いた。ちなみに、バックで踊るジャニーズJr.のギャラはいまだに1ステージ5,000円でジャニー氏が気が向いた時にポンと渡すらしい」(週刊誌記者)

 これだけ稼いでいるためか、国税当局には徹底マークされているようで、これまで何度か芸能以外のニュースを提供してきた。

「目立ったところだと、03年にジャニーズ本体と関連会社数社が東京国税局の税務調査を受け、01年12月までの2年間に総額約3.5億円の所得隠しを含めて約6.5億円の申告漏れを指摘された。10年にはジャニーズの会報を受注している都内の印刷会社が架空経費を計上し法人税約1.1億円を脱税したとして、東京国税局が法人税法違反容疑で東京地検に告発。昨年1月には法人税約1.1億円を脱税したとして、東京国税局がジャニーズのグッズ販売会社と同社社長を法人税法違反容疑で東京地検に告発した。ジャニーズをめぐっては、コンサートチケットの申し込みの際、抽選に外れても自動的に手数料を徴収されるシステムが確立されファンの間から不満が噴出。すさまじい集金力を支えているのは、相変わらずの”ブラックボックス”的な不透明な金の流れ」(同記者)

 パンダ招致にたっぷり金をかけるのもいいが、”ジャニーズ帝国”を支えているファンにも多少は還元してもバチは当たらないような気がするのだが……。

幸福大熊猫(シンフー・パンダ)L

恐るべし、パンダビジネス。

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最終更新:2013/09/09 17:39
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