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「非常識すぎる」吉本・大崎社長の紳助復帰歓迎”大号令”で同調の現役芸人にも批判の声

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 吉本興業・大崎洋社長の「島田紳助復帰歓迎」発言が波紋を広げている。

 4日に行われた「吉本興業創業100周年プロジェクト発表会見」で、昨年8月に暴力団関係者との親密な関係を認め、芸能界を引退した島田紳助の話題を自ら切り出し、「戻ってきてくれると信じている」「全社員、全タレント、全芸人の思い」と語った大崎社長。その後、所属の芸人たちも社長の発言を裏付けるように続々と”復帰待望”コメントを発表している。

「5日にはパンクブーブー、あべこうじ、ギンナナ・金成公信らの若手が会見の席で『戻ってきてほしい』と発言。また、中堅の板尾創路も『僕も(大崎社長と)まったく同じ意見です。吉本のタレントみんなが思っていること』と同調しました。取材陣の間で微妙な空気が流れたのは言うまでもありませんよ」(芸能記者)

 こうした芸人たちのコメントに、ネットユーザーは敏感に反応。掲示板などでは、「非常識すぎる」「もうファンやめる」「映画(板尾が監督した最新作『月光ノ仮面』)見ようと思っていたが、見る気がなくなった」など批判意見が一斉に書き込まれている。

「彼らの会見はあらかじめこの日時に設定されていたものですから、このタイミングでコメントを発表しなければならなかったのは、ある意味、不運とも言えるでしょうね。質問されたら答えなければいけませんから……。ある在京の吉本芸人は『昨日今日、仕事がなくて本当によかった』と胸を撫で下ろしていました。復帰歓迎が彼らの本心かどうかは知る由もありませんが、本人たちも、そうした発言をすることで自分に矛先が向くことは痛いほど理解しているはずです。それでも社長の”大号令”には逆らえませんよね。彼らは吊るし上げられたようなものです」(同記者)

 同社には100件もの批判電話・メールが寄せられたというが、吉本にとって紳助復帰はもはや既定路線だという指摘もある。

「引退会見の直後から吉本は紳助に社員を帯同させていますし、講談社に対する名誉毀損の訴えも、紳助と吉本の両者が原告となり『週刊現代』を相手どって起こしたもの。吉本とテレビ局の力関係を鑑みれば、遠くない将来、番組に紳助をねじ込むことは決して難しいことではありませんしね」(同記者)

 とはいえ、吉本側と一般視聴者との意識の乖離は今回の反応を見ても明らか。このまま吉本が紳助復帰路線を強行すれば、吊るし上げを食らう他の吉本芸人にも”被害”が広がるばかりでなく、さらなるテレビ離れが加速することは避けられないだろう。

吉本興業の正体

ケッタイやな。

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最終更新:2018/12/07 19:07
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