「新しいネット戦略!?」MSN産経ニュース”HENTAI”画像の真意とは?
#ネット #マスコミ
ネット上で、MSN産経ニュースの”HENTAI”画像が話題になっている。産経の記事中で使用されている人物写真があまりにもヒドイ表情だったり、妙にエロかったりするため、ユーザーから「けしからん!」「いい仕事してる」などとの声が上がっているのだ。
この”HENTAI”画像が注目され始めたのは、2009年のフィギュアスケートグランプリシリーズ。安藤美姫選手が華麗に宙を舞う決定的瞬間の写真ではあるのだが、その表情は歯を食いしばり、眉間にしわを寄せ、白眼をむき……と、フィギュア界の女王らしからぬショッキングなものだった。これに対し、ネットユーザーからは「悪意がありすぎる」「何か恨みでもあるのか」などとの声が上がる”プチ祭り”に。産経側がこれに味を占めたのかどうなのかは分からないが、以降も安藤選手のショッキングな画像をたびたび使用。中には練習着から透けるブラがはっきりと写った、写真週刊誌の盗撮レベルの画像もある始末。安藤選手以外にも、白鵬の股間越しに捉えた大相撲を観戦する長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督の姿や、仙谷由人前官房長官が産経新聞の記者の頬を筆でなでなでする”ホモ行為”、最近では、卓球・福原愛選手のおへそに張られた巨大テーピングなど、「狙っているのでは?」と思わざるを得ない画像ばかりが続々と使用されている。
もはやネタ化したこの”HENTAI”画像、現在では【産経画像】というカテゴリーで一覧できるサイトができるなど、盛り上がりを見せている。
こうした動きを産経側はどの程度認識しているのか。メールで問い合わせてみたところ、
「話題になっているとは知りませんでした。多様なご意見があると思いますが、弊社としましては、ニュースをより効果的に伝える以外に特別な狙いはありません」(産経デジタル担当者)
との回答だった。また、撮影された本人や読者からのクレームの有無については、「ご本人からクレームをいただいたことはありませんが、読者の方からはご意見をいただいたことがあります」(同)というので、快く思っていないユーザーも少なからずいるようだ。
産経グループの新しいネット戦略かと思いきや、残念ながら特別な意図があるわけではなかった”HENTAI”画像。しかし、それならなおさら、今後どんな画像が飛び出すのか期待したい。
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