【総選挙7位】高橋みなみ AKB48の”Pioneer”メンバーが選んだ絶対的リーダーの天命
#アイドル #AKB48
AKB48の成長と苦悩に迫った評伝本『泣けるAKB48 メンバーヒストリー 少女たちの汗と涙の軌跡』。この度、秋元康総合プロデューサーが「本当によくできている」というお墨付きコメントを発したという事実がAKB48サイドから漏れ伝わってくるという異例の運びとなった。そこで、秋元氏から「AKB48とは、高橋みなみのことである」と評されるグループの精神的支柱・高橋みなみについての記事の一部を抜粋して紹介。
第3回選抜総選挙では、7位となったが「努力は必ず報われると、私はこの人生をもって証明します!」というアフォリズムを残した高橋。この言葉の背景には、彼女がリーダーとして”嫌われる勇気”を持ってメンバーを叱咤激励し、AKB48を前進させてきた彼女の生き様そのものが集約されていた。メンバーからも絶大な支持を受ける彼女がいかにしてリーダーとしての自覚を育んできたのか? その苦難の道程を探る。
1991年4月8日生まれ、身長148.5㎝と、生まれながらに”48″に縁が深い高橋みなみ。歌手志望だった母親の影響から幼い頃からオーディションを受けていた。2005年の第30回ホリプロ・タレント・スカウトキャラバンにも参加し、決選出場者15名に選出。だが、秋元康総合プロデューサーも審査に参加していたこのオーディションで、高橋は落選する。一部のファンの間では、「たかみなをAKB48にキープした」というウワサもあるが、microSD『AKB5400sec.』で秋元氏はそれを否定。「ホリプロ・タレント・スカウトキャラバンの時に審査員で、たかみなを落としたらしいんだけど、それ全然記憶にないんだよ。それでファンの間では、俺がAKB48を作るのでたかみなをキープしたんだっていう説がある、わざと落としたと」と発言。
その時は秋元氏の記憶にも残らないほどだった高橋だが、落選後、その場で配られていたAKB48のオーディションのチラシを見て、「最後のチャンス」として参加。無事に合格を果たし、早速、劇場公演に向けたレッスンが始まるが、これまでダンスの経験がなかった高橋は、大いに苦戦を強いられることになる。夏まゆみ氏指導によるレッスンの厳しさを本人はこう振り返っている。
「初日に遅刻したコがいたんですけど、夏先生がみんなの前で言うんです。『今日、××が遅刻した。そのためクビにした』って。本当に怖かった。でも、それと同時に『ここは本気の場所なんだ。本気でやらなきゃ』って思いました。私、運動神経ゼロでスキップもできないんですよ。だからいつも居残り。(中略)何時間も何時間も踊るんです。あれは人生最大の努力の日々でしたね」(『週刊プレイボーイ』)
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