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視聴率13.3%! 低迷したダウンタウン×ナインティナイン”夢の競演”の舞台裏

dt99.jpgフジテレビ『爆笑 大日本アカン警察』
公式サイトより

 6月5日に放送された、ダウンタウン司会のバラエティー番組『爆笑!大日本アカン警察』(フジテレビ系)2時間スペシャルに、ナインティナインがゲストで登場。遺恨があるとされていた両コンビの14年ぶりの競演が実現した。だが、期待されていた番組の視聴率は13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、同番組としては過去最高となるものの、予想外の低さに終わった。

「ナインティナインはダウンタウンを尊敬していたものの、1994年1月1日放送の特番『ハッスルかましてよかですか?』(同局系)で岡村隆史が浜田雅功から手ひどくツッコまれたため、97年の『27時間テレビ』(同局系)では萎縮してしまい、絡むことができなかった。その後、2001年に『めちゃ×2イケてるッ!』(同局系)の『フジTV警察』『やべっち寿司』で浜田雅功とは共演。しかし、著書『松本』(朝日新聞社)で『ナイナイはダウンタウンのチンカス』と書いた松本人志とナイナイの共演は14年間ありませんでした」(スポーツ紙記者)

 『アカン警察』では、矢部浩之が先ごろ、松本とプライベートで遭遇した際のエピソードを告白。その際、矢部があいさつしたところ、松本は矢部に「名前、”てら”っていうねん」と連れていた娘のてらちゃんを紹介したという。また、同番組中では岡村が松本の隣に並び、東野幸治から「(2人で)漫才したら?」と提案され、2人で東野に「めちゃくちゃや」とツッコむ一幕もあった。雪解けムードの両者だが、今回の競演の裏には、スタッフサイドの思惑が見え隠れするという。

「『アカン警察』は、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(同局系)以来初のダウンタウンが2人で出演する日曜20時枠でのレギュラー番組。ところが、視聴率は低迷し、5月15日の放送はわずか7.9%と横並び最下位を記録し、そのテコ入れの意味での競演でもあります。また、松本人志は6月11日公開の監督映画『さや侍』を目前に控え、プロモーションの真っ最中。雑誌『月刊EXILE』(LDH)では、EXILEのMATSUと対談したり、女性ファッション誌『CUTiE』(宝島社)にもインタビューが掲載されるなど、多方面にアピール中。前作『しんぼる』が大コケしているだけに今回は少しでも話題作りをしようと必死の模様です」(同記者)

 97年のナイナイのように過度に萎縮してしまうと、ダウンタウンとしてもイジリようがなく、そのため、さらに怒りを買ってしまうという悪循環が起きた。ダウンタウンは自分から絡んでくる若手には寛容で、今回の『アカン警察』でもピース・綾部祐二が浜田の過去の発言の矛盾を指摘すると、浜田は「うるさい」と笑いながらツッコミを入れていた。ダウンタウン、ナイナイともに経験を積み、積年のわだかまりを捨て去った両者の今後の展開に注目したい。

ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.3

なにはともあれ、よかったね。

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最終更新:2018/12/07 19:31
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