「売人だった!?」説も飛び交った小向美奈子の逮捕状 ロック座も取材拒否で……
#事件 #覚せい剤 #小向美奈子
警視庁が麻薬特例法違反の疑いで逮捕状を取ったタレントの小向美奈子にまさかの”売人説”が浮上し、取材現場を混乱させている。
「マカオだ、マカオ! 出国記録があるそうだ」
「どうやらマレーシアらしい」
「マニラだ、マニラで確定だ!」
警視庁前で続報を待つ報道陣、捜査員から漏れる情報が怒号のように飛び交う。捜査担当は組対5課で、正式名を「警視庁組織犯罪対策第五課」という銃器や薬物の捜査班である。朝刊紙の警視庁担当らが首を傾げながら話し込む。
「有名人とは言え、購入者ひとりの国外逃亡で5課がこんなに大きく動くものかな。いま騒がなくても帰国を待って逮捕すればいい話」
「いや、小向はアジトにも出入りしていたっていうし、ただの購入者じゃないんじゃないか」
これを漏れ聞いた別の取材記者が勘違いし「え、売人だったの?」とうっかり叫んでしまい、現場は騒然となった。
事件は昨秋、都内ホテルで覚せい剤を密売したイラン人を含むグループが摘発され、購入者として小向が浮上したもの。小向が薬物を売っていたと見られているわけではない。
しかし、小向が組織のイラン人と頻繁に接触を持って、アジトのアパートにも出入りしていたことが伝えられ、さらに「最近は大金を持ち歩いていた」などの情報も入ったため余計な憶測を呼んでいる。もちろん捜査の結果を待たなければ、詳しいことはまだ分からない。
それでも「以前の逮捕で各方面に損害を出していて、最近の芸能活動で入った金も賠償に消えているという話だったのに、大金を持て余していたのはおかしい」と疑う記者もいた。
ただ、仮に小向が薬物の販売側にいても、有罪判決で執行猶予中の有名タレントから購入する人などいるとは思えない。
行方不明の小向で思い出されるのは、酒井法子の6日間に及ぶ逃亡劇だ。同時期に押尾学も逮捕されたが、酒井の逃亡はインパクトが大きく、ニュースの扱いも押尾事件とはけた違いに大きくなった。捜査陣が憶測を呼ぶような情報を漏らすのは、もしかしたら逮捕劇のアピールかもしれない。
混乱するのは、取材陣だけではない。昨年10月を最後に、ストリップ出演も途絶えていた小向だが、浅草ロック座は今回の件に対し取材は拒否。写真集の出版元も同様に取材を断っている状況だ。
昨年まで所属していた事務所も既に解散しているが、個人的に連絡を取っていた関係者も「以前の電話番号が使われなくなっているので……」と言葉少ない。
このまま小向の所在が分からなければ、売人説などという余計な憶測も飛び交い、事は大きくなる一方。前回の判決後に「みんなに迷惑をかけてしまい、2度と同じ過ちを犯しません」と涙ながらに誓っていただけに、早い出頭が望まれる。
やってくれるぜぃ!
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