目覚まし効果からアイデアが浮かぶお菓子まで『会社のおやつDESK&SWEETS』
#本
一日中、パソコン相手に向き合っていると、パタッと集中力が途切れてしまう瞬間がある。そんなとき、重宝するのが”おやつ”。机の引き出しからおもむろに取り出し、飲み物とともにひと息つけば、なんだかやる気がみなぎってくる。
『会社のおやつ DESK&SWEETS』(京阪神エルマガジン)では、会社でこっそり食べやすいおやつを”デスク菓子”と命名し、甘~いスイーツ系から塩っけのあるスナック系まで、約250点を紹介。京阪神の食や街の最新情報を伝える雑誌「SAVVY」(同)の別冊本なので、その情報は確か。ページをめくると、見るからにおいしそうなものばかりがズラズラっと並んでいる。価格帯も1個30~500円程度のものが中心に選ばれ、買いやすいものばかりだ。
「働くみんなのマイフェバリット100」と題したコーナーでは、実際に会社勤めの人たちが食べているおやつを大調査。新宿高野の「フルーツチョコレート」、不二家の「ソフトドーナツ」、コンビ二などでよく見かける、有楽製菓の「ブラックサンダー」など、デパ地下の包装紙に包まれた小洒落たおやつから懐かしの駄菓子まで、あれこれ登場。
さらに、おなじみのスタバやエクセルシオールなど、コーヒーショップのレジ横菓子のラインアップや人気アイテムも調査済み。男女別の好みや、季節ごとの傾向や入れ替え時期にも触れており、訪れる機会が多い店だけに参考になる。
シチュエーション別におやつを紹介するコーナーでは、目覚まし効果抜群のイギリス生まれの超強力メントール、フィッシャーマンズフレンドの「船乗りの友」や、名案が浮かぶ(!?)と噂の爪楊枝にミントがついた「北見ハッカ」など、変り種おやつも。
企画のアイデアが煮詰まったとき、失敗してひどく凹んだときなど、3時のおやつが待ち遠しいのは大人の方かも!? おやつで仕事の能率グングンアップ! さて、今日のおやつは何にする?
(文=上浦未来)
大人の息抜き指南書。
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