「優先順位は家族が1位」 平成のミラクルボーイ”フクシくん”はいまだ健在!
#本 #インタビュー
中日ドラゴンズ監督・落合博満氏の愛息子であり、テレビ収録中に起こした「落合家チ○ポ丸出し放尿事件」をはじめ数々の伝説を持つ落合福嗣氏。現在、国士舘大学在学中の23歳である彼が、初著書『フクシ伝説 うちのとーちゃんは三冠王だぞ!』(集英社)を発表。発売するやいなやたちまち版を重ね、あらためて天性のスター気質を世に知らしめることとなった。
また偶然にも著書発売の同日、スレンダー美女と突然の入籍。無料インターネット電話「スカイプ」での出会いがもたらした「スカイプ婚」であったことも併せて世間をアッと言わせた。当の本人はいたってナチュラルに生きているにも関わらず話題性に欠かない、平成のミラクルボーイ”フクシ君”に、入籍&重版を記念してインタビューを行った。
――入籍と重版、ダブルでおめでとうございます!
落合福嗣氏(以下、フクシ)ダブルありがとう、ダブルありがとう。
――著書は「週刊プレイボーイ」で連載していたコラム「落合福嗣の腹式呼吸」の傑作選を中心に、父・博満さんとの父子対談や、母・信子さんまでもが参加した人生相談など、盛りだくさんの内容ですね。
フクシ よくこんなに具だくさんなものが出来たなって自分でも驚いてます。表紙の家族写真は、「何で母親が真ん中なんだ?」ってよく聞かれるんですけど、この本のために撮った写真じゃなくて、僕の成人式の日に、ホテルニューオータニで撮ったものだからなんですよ。
――フクシさんの著書とはいえ、落合家総出の一冊ですね。
フクシ そもそも僕が何でこの本を書いたかっていうと、父親が世間から持たれている「怖い」「しゃべらない」「記者に冷たい」っていう印象を、180度くらいガラッと変えたかったからなんです。実際、家ではすっごいしゃべるし、すごい笑うし、新聞記者にも「お前、これオフレコだぞ~」とか言いながら3時間くらい野球の話をしたりするし、アニメも好きだし……。だから僕、「何で外ではしゃべらないの?」ってよく問い詰めるんです。そうすると「俺は、昔から何をしゃべっても悪いように(記事に)書かれてきた。最初に一億円プレイヤーになった時も、FA宣言の第一号になった時も、三冠王になった時もバッシングされてきた。だから必要最低限のことだけ言えばいいんだ」って言うんですよ。そのことで1年に3~4回はケンカになるんですけど、いつも母親が「はいはい、そこまで~」って仲裁するんです。それでいつも頓挫しちゃうんですけど、僕は「本当の父親はこうなんだよ」っていうことをみんなに伝えたい。本人がしゃべんないんだから、僕がやるしかないでしょ。あとは、こういう家族が世の中にはいるんだってことを知ってもらって、「自分は、家族に優しく出来てるかな?」ってことを、頭の片隅で考えてもらえればいいなって。
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