三つの味が楽しめる豪華なクリスマスディナー 「三択ロース(サンタクロース)」
#料理 #男のダジャレレシピ
料理の数だけダジャレがある――。ダジャレをこよなく愛する男が考案する、笑えるおいしいレシピ。
父 「メリークリスマス! 今日はお父さんが豪華なサンタクロースディナーを作っちゃうぞー!」
一郎 「パパお帰りー! やったーサンタクロースだー!」
二郎 「パパお帰りー! やったーやったー!」
三郎 「パ、パパお帰り……」
父 「今日のおかずは一番から三番まであるから、それぞれ一つ選びなさい」
一郎 「じゃあ、ぼく一番!」
父 「よし、一番を選んだ一郎には、ローストビーフだ。メリークリスマス!」
一郎 「うおー、すげー! 牛肉だー!」
二郎 「いいなー。じゃあ、ぼく二番!」
父 「よし、二番を選んだ二郎には、ローストチキンだ。メリークリスマス!」
二郎 「やったー! 銀紙が巻いてあるー!」
一郎 「二郎のもアタリだな!」
三郎 「ぼ、ぼく三番……」
父 「その前に三郎、お前、お父さんの釣り竿を折っただろう」
三郎 「ひー。ご、ごめんなさい」
父 「大丈夫だよ。あの竿はお父さんがお小遣いをためて買った大切な竿だけど、ぜんぜん怒っていないから。三番を選んだ三郎には、ロースハムだ。メリークリスマス!」
三郎 「やっぱり怒ってるー。おとうさん、ごめんなさーい!」
母 「ちょっと! なに三郎をいじめているのよ。ほら、みんなで仲良く分けて食べなさい。ところで、なんでこれがサンタクロースディナーなの?」
父 「あれ、分からないか? ローストビーフ、ローストチキン、ロースハムの三択だから……」
父&母「三択ロース!」
■材料
・牛肩ブロック肉 適量
・骨付き鳥鶏肉 適量
・ロースハム 適量
・調味料 適量
■作り方
【ローストビーフ】
1、牛肩ブロック肉を冷蔵庫から取り出して室温に戻しておく。
2、塩・胡椒を強めにして、油を敷いたフライパンで四面に焼き色をつける。
3、肉汁をなじませるためにそのまま30分程度待って、薄くスライスして盛り付ける。
4、ソースはポン酢、おろしドレシングなど、好きなものをかける。
5、面倒くさかったら市販のローストビーフを買ってくる。
【ローストチキン】
1、鶏肉に何箇所もフォークを指して、火が通りやすくなるようにしておく。
2、塩・胡椒を強めにして、油を敷いたフライパンで両面に焼き色をつける。
3、酒、しょうゆ、みりん、バルサミコ酢を混ぜたタレを加え、蓋をして蒸し焼きにする。
4、火が通ったら、足にアルミホイルを巻く(大切)。
5、面倒くさかったら市販のローストチキンを買ってくる。
【ロースハム】
1、皿に盛る。
■玉置メモ
・ローストビーフは簡単に作ったので、どちらかというと牛のタタキだが、クリスマスなのでローストビーフと言い張ろう。
・ローストチキンのソースは、バルサミコ酢の変わりにケチャップを使えばアメリカ風、オイスターソースを使えば中華風、カレー粉を使えばインド風になる。
・ロースハムはお歳暮で届くとうれしい。
・「三択ロース」と言いたいだけの料理なので、お好みでロースカツ、豚ロース生姜焼きなど、ロースがつく料理ならなんでもどうぞ。
(文・写真=玉置豊)
●たまおき・ゆたか
へんな料理研究、マイナーアウトドア、狩猟採取が趣味のWEBディレクター、ときどきライター。「デイリーポータルZ」、「地球のココロ」、「@ニフティ つり」など で連載中。
< http://www.hyouhon.com/>
メリークリスマス☆
【男のダジャレレシピ・バックナンバー】
【第3回】贅沢の極み! 「いい肝のカワハギのいい肝ばかり」
【第2回】ひと手間かければ豪華ナ一皿! 「タンカレー ナンバナナ天」
【第1回】甘くて辛い、大人のおつまみ 「マスタードナッツ」
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事