「ファンもドン引き!?」”トシちゃん”田原俊彦がぶっちゃけトークで再浮上中
#ジャニーズ #田原俊彦
歌手生活30周年、いよいよ華麗なるトシちゃんの復活の時がやってくるのだろうか。
最近では、8月4日と11日の2週にわたって放送された爆笑問題のトークバラエティー『爆!爆!爆笑問題』(TBS系)にゲスト出演。奇しくも隣のスタジオでマッチが別の局の番組を収録中だと聞けば、「サイン貰いにいこうか?」。過去に付き合った芸能人の暴露トーク、トーク中に唐突に「関~係ないから! 関係ないから!」とギャグ(?)をはさむなど、自由すぎ、かつぶっちゃけすぎ、かつ下ネタバリバリのトシちゃん。さらには「過去しかないからなぁ」という自虐ネタやジャニーズネタなんかも織り交ぜ、爆問太田に「どういう風に思われたいんですか?」と苦笑混じりに言わせるほどで、観覧するファンさえドン引き。これが一部で爆笑と反響を呼んだ。
5月に放送された『さんまのまんま』(関西テレビ)にゲスト出演した際にも自虐&ジャニーズネタ満載でさんまを悶絶させるなど、じわじわと自由と自虐を武器に、トシちゃんがテレビ界に爪痕を残しつつある。
トシちゃん再生計画があるのかどうかは分からないが、この方向性、どうなのだろうか。
「錦野旦が”スター”として再生したように、郷ひろみが”ヒロミ・ゴー”として若い世代にも親しまれているように、トシちゃんも全てを吹っ切って、”ビッグ田原”とかいって出てくれば、笑って受け入れてもらえるかと思うんです」
というのは、あるテレビ関係者。しかし、
「これまでのトシちゃんはやっぱりプライドが邪魔していたのか、笑われることを嫌っていたように思えます。自虐ネタを前面に押し出すようになったのは、トシちゃんの中で何かが変わったのか、客観的に自分を見られるようになったのかもしれませんね」(同関係者)
近年、テレビ番組などでの露出は少なかったが、地道な活動はずっと続けてきている。ジャニーズタレントに詳しい、ある編集者は言う。
「30年ずっと支えているファンは、それなりの数はいるんです。そんな人たちに向けてコンサートをやったり、旅行企画をしていたりしてるんですよ。ですからそれなりに稼いではいるようなんですが、テレビに出ている様子なんかからすると、まだあきらめてはなかったんだな、という印象を受けます」
このところの自虐ネタ、ジャニーズネタを盛り込んだトークについては、
「最近はブログでのファンのコメントにノリノリで返していたり、やり取りが結構面白いんですよ。トークの力というか、ノリはいいですね」(同編集者)
このところの番組出演での自由なトークが話題を集めているトシちゃん。華やかだった80年代の芸能界やバブルの語り部としての需要も増えてきそうだが、前出の編集者はこう釘をさした。
「これでちょっと売れて、また調子にのってしまわないといいな、という危うさは感じます」
悲劇、再びとならなければいいが。「元ジャニーズ」を引きずったままでは、再ブレイクにも限界があるとも言う。前出のテレビ関係者はこう言う。
「”元ジャニーズ”と言えば、シブがき隊のフックンが今年の夏に『そば食いねぇ!』なんてCDを出していて、いまだにそこから脱却できてない。過去ネタ、ジャニーズネタだけだと、よくて”フックン止まり”なのかなかと……」
さてトシちゃん、さらなるステップアップのために、どうしたらいいのだろうか。編集者はこう言う。
「ダンスの力は、やっぱりすごく評価が高いんですね。あの年齢で、あれだけ踊れる人はそうそういないと思います。一時の暴露トークじゃなくて、ダンスで評価されるきっかけを掴めたら、今度こそ新しい田原俊彦像がうまれるんじゃないかなという気がしますね」
ビッグなトシちゃん、再び見たいものです。
(文=太田サトル/「サイゾー裏チャンネル」より)
おでこ……。
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