「地獄から取材してやる!」急逝・梨元勝さんが後輩記者に託した”遺言”とは
芸能リポーターの草分け的存在で「恐縮です!」の名セリフでおなじみだった梨元勝さんが、肺ガンのため21日午前5時19分に亡くなった。65歳だった。
梨元さんは4月ごろから咳が止まらなくなり、主治医の勧めで都内の大学病院で検査を受けたところ、肺がんと判明。5月に入院したが、すでに手遅れだった。抗がん剤治療を中心に行ってきたが、今月に入り病状が一気に悪化し、帰らぬ人となった。
梨元さんは病室でも携帯電話4台とノートパソコンを用意し、死ぬ直前まで”現場記者”を貫いた。梨元さんの死を惜しむ声は付き合いのあったマスコミ関係者だけでなく、スキャンダルを書かれた芸能人からも上がっている。
そんな梨元さんが死の直前まで取材していたのが、”怨敵”野村沙知代夫人。両者の因縁は深く、沙知代夫人が脱税で逮捕された際には、梨元さんは厳しい口調で糾弾した。そうした背景があったからなのだろうか。入院していた梨元氏の元に沙知代氏の息子である団野村氏から、お見舞いの品としてはタブーの「菊の鉢植え」と「Go To Hell!!!(地獄に堕ちろ)」と書かれたメッセージカードが送られてきたという。
これに梨元さんは激怒。
スポーツ紙や週刊誌で事実を伝え、団氏とは一切面識がないことから”黒幕”は沙知代夫人であると断定。梨元さんは”報復”として、病室から沙知代夫人の新たな金銭スキャンダルを追跡し、見舞いに来た後輩記者には「俺は絶対に野村沙知代を許さない! 地獄からでも取材してやる!」と息巻いていたという。
残念ながら梨元さんは志半ばで亡くなったが、後輩記者やリポーター仲間はしっかりとその意志を継承。梨元さんと交流のあった某ワイドショースタッフは厳しい口調で「サッチーのスキャンダルは徹底的に追いかけますよ。彼女は芸能マスコミを敵に回した。どうなるか見ていてください」と語る。
沙知代夫人に関するニュースは一切報じない”飼い殺し作戦”か、スキャンダルを探して徹底的に糾弾する”バッシング作戦”を取るかは不明だが、今後「サッチー VS. 梨元チルドレン」の仁義なき闘いが勃発することは間違いなさそうだ。
性悪?
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